SRCL-2420 |
1992/06/21 |
復帰第1作 |
MHCL-820 |
2006/06/14 |
Cynthia Premium Disc 20 |
曲名 |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
備考(オリジナル,カバー等) | ||
1 |
A1 |
青空 |
来生えつこ |
都志見隆 |
萩田光雄 |
松下電工・エステ商品イメージソング 1992/05/21発売シングル曲 |
2 |
A2 |
光る女 |
阿久悠 |
井上大輔 |
萩田光雄 |
1993/03/21「約束」2曲目 |
3 |
A3 |
FINESSE |
阿久悠 |
筒美京平 |
筒美京平・ 工藤隆 |
デュエット:南佳孝 |
4 |
A4 |
帰らない夏 |
売野雅勇 |
鈴木キサブロー |
川村栄二 |
|
5 |
A5 |
Beautiful day |
有馬三恵子 |
鈴木キサブロー |
大谷幸 |
|
6 |
A6 |
Marry me |
Cynthia・ 吉田勝一 |
羽場仁志 |
大谷幸 |
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7 |
A7 |
愛をかさねて |
来生えつこ |
都志見隆 |
川村栄二 |
|
8 |
A8 |
Still my life |
吉田勝一 |
小林明子 |
大谷幸 |
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9 |
A9 |
Easter parade |
沢村淳子 |
沢村拓 |
沢村拓 |
|
10 |
A10 |
Deep river |
有馬三恵子 |
筒美京平 |
萩田光雄 |
ターミー - 98/04/12 92年に復活して、紅白にも出て、新アルバムも出たというのに、何故私はこの アルバムを買わなかったのでしょうか。 青春時代の一時期、シンシアにのめり込むだけのめり込んだ。バイト代の殆ど と大学からの奨学金の一部である図書券も売り飛ばし、ほうぼうのコンサート に行き、FCの支部活動をして、おかげで就職のとき大学時代何に打ち込みまし たかの質問に言葉につまらせ、「ミニコミ作り」と思わずいったあと、 「何の?」の質問に「音楽関係」と言葉を濁した。 本当にのめりこんでしまったので、そのあとの虚脱感から抜け出すのに相当の 時間とエネルギーを費やしました。(シンシアの代わりは仕事での中国行脚) このつらい思いを二度としたくない、思い出したくないとの気持ちからせっか くの新アルバムを買わなかったのです。 しかし、それから又、数年の月日がたち、遅い結婚もし、子供も男ばかり三人 もできて、「ミニコミ」が電脳世界に広がり、やっとここで心穏やかにシンシ アの音楽が聴けるようになってきたのです。 つまらない話ですみませんでした。 『マチュリティー』です。 このアルバムについて語るのは野暮というものでしょう。 透き通る高音、ささやきかけるような低音、独得のビブラート。 どれも変わりなく、いやさらに一層磨きが増し、すっかり円熟みを増した シンシアがここにいます。 『素顔のままで』のころにやりたかったのは、こういうアルバムではなかった のかなと思います。あの頃は背伸びでしかなかったけれどここでやっと等身大 で唄える。ここまでくるのに十数年の熟成が必要だったんですね。 半ば嫌気をさして辞めた世界でしたが、これからも歌だけは唄い続けて くださいね。(在宅歌手で十分ですからね) <<青空に似た気持ちは 思い出よりずっとさわやかで 私にそんな心を くれるあなたがいる>> この言葉そのままをシンシアに返したいと思うそんなアルバムです。