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2011年04月 の伝言板を読む
2011年02月 の伝言板を読む
蘇る青春の70年代って言う事で、南沙織さんの昔の映像放映されるみたいです。
「時代のサカイ目」第八回(11.3.24) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第八回「チャリティー広がる芸能界 今こそ原点に戻って助け合おう」 日本中、誰もが試練に立たされている。悪夢のような津波と原発。列島が大きな不安に 包まれている。著名人も巻き込まれた。 そのとき、気仙沼でロケ中だったサンドウィッチマンが被災地の生々しい状況を、 ファンキーモンキーベイビーズは新幹線に11時間閉じ込められたときの様子を、 ブログやツイッターで全国に伝えている。 やはり発生時、仙台で公演中だった生島ヒロシ氏。タクシー5台を乗り継ぎ、15時間 かけて帰京したが、気仙沼の妹さんや親戚とは連絡がつかないでいるという。実は2月に 亡くなった母親の四十九日法要を3月13日に行う予定で、妹さんが母親の遺骨を持って 上京することになっていた矢先だったそうだ。 山本梓は、仙台に単身赴任中の父親から、食料やガソリン灯油が底をつきそうだ、ライフ ラインも機能麻痺していると連絡が来たと心配する。 鈴木京香も、やっと母親と連絡が取れたと報告し、「あきらめないでください。絶望しない でください。今はただ、祈り続けています」と励ましの言葉を送る。 坂井真紀の夫である写真家の鈴木心氏は故郷の福島に自分にできることで役に立ちたいと 既に現地入りした。 人気漫画『スラムダンク』の作者・井上雄彦氏は、被災者を励まそうと毎日ツイッターで 笑顔を描き続け、その数は七十余枚を超えている。 同じく漫画家の鳥山明氏は『ドラゴンボール』などのキャラクターで頑張れのメッセージを 描いて発信。 中でもいち早く前に向いた芸能人が、黒木瞳。宝塚歌劇団出身の彼女は、阪神淡路大震災の ときもチャリティー活動に積極的に参加。今回も、舞台の最中で、アンケート箱に白い紙を 張り、自ら募金を呼びかけた。黒木には常に配慮深さがある。それが第一線の女優の座を 揺るぎないものにしている。 阪神淡路大震災の被災者でもある藤原紀香は、自ら設立したNPO『スマイルプリーズ☆ 藤原紀香こども基金』で募金を開始した。 また西川貴教は3月30日にチャリティーイベントを行うことを発表し、チケットの売り上げ や当日のオークションの収益を被災地に送る。賛同した研ナオコ、ロンブーの田村淳、 乙武洋匡をはじめ、漫画家なども参加。 発災直後から被災地の人たちをツイッターで励まし続けてきた浜崎あゆみも、チャリティー イベントを計画している。 海外からも励ましの声が届く。特にサッカー界からの応援の声が大きく、バルセロナの スタジアムでは、日本人プレイヤーがいないにも関わらず日本語で『頑張れ日本、僕らは 君とともにいる』と書かれた横断幕が張られたのをはじめ海外で活躍する長友佑都、内田篤人 たちからエールが届く。 ペ・ヨンジュンは7200万円の寄付を申し出、日本に対する国民感情が決して良好とは 言えない中国からも哀悼の意や励まし、支援が続々と届く。 さらには、BBC放送など世界中のメディアで、日本人の忍耐強さ、乱れない秩序、被災 しても尚、他者を思いやるやさしさ、支え合う立派さを称賛。 世界中から支援の声が届くのは、ひとつには日本人の真面目で互いを思い合える国民性も あるだろう。 日本人であることを誇りに思いつつ軽薄な心で人と向き合うことを戒め、浮足立った暮らしを 考え直し、人と人が絆を強められるような社会を、人間関係を築き直すきっかけにしたい。 と同時に、安易な作りのお笑いや媚びた音楽がはびこってしまった芸能界も、今こそ原点に 戻るべき試練に立たされている。 『夕刊フジ』2011年3月25日号(24日発行)第17面(毎週木曜日連載)
新事実は『ブルータス』という雑誌で爆笑問題の大田さんとCynthiaが木に登った写真を 撮った(見たことない!)というのぐらいで、大田さんが「奥さんのことを訊きたい」と いうと「そろそろ次の話題にいきましょうか」などとはぐらかしていました。山口百恵の ことは熱く語っていたのとは対照的でした。私は知りませんでしたが、いつものスタンス なのでしょう。
爆笑問題の冠番組で『日曜サンデー』に午後四時からのゲストが篠山紀信だといってます。 一時間弱のトークコーナーなのでCynthiaの話も出るかもしれません。 まずはとり急ぎおしらせします。
トナカイさん、すごいですね。震災にあわれたというのに…。連載、毎回楽しみにして おりましたが、今回は『無理かなぁ』って思っておりましたが、すかさず投稿。 す・ば・ら・し・い。 弟も被害にあって(茨城)、ライフ・ラインが止まり、かろうじて帰ってきましたが、 食うや食わずの生活を4日間送っていたこともあって、帰京した途端、ラーメンが 食いたくなって、『天下一品』を貪り食った結果、下水道破裂。震災にあわれた方、 そろそろ物資も回ってくるでしょうが、お気をつけてください。 「お多幸」を。
「時代のサカイ目」第七回(11.3.17) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第七回「妙に耳に残る ふくい舞の“いくたびの櫻”」 春の陽射しを浴びて、さくらたちがいよいよ出番の準備に追われている。 人と人とがせめぎあう世の中で、気がつけば別れ、そして新しい出会いへと人は 流されている。 今年も顔を揃え始めた卒業ソング。毎年、順位は若干違っているにしても、どちらも ランクインする楽曲の顔ぶれはほぼ同じ。 卒業ソングではEXILEの「道」、レミオロメンの「3月9日」、いきものがかりの 「YELL」が今年も例年通りのトップ3となっている。 ユーミンの「卒業写真」は残念ながらベスト10外。卒業シーズンといえば「卒業写真」 一辺倒だった40代後半以上には、寂しい限りかもしれないが、ユーミンの時代には、 誰もが卒業をテーマに歌っているというわけではなかったことも、「卒業写真」が熟年 世代の定番になった理由でもある。 卒業ソングと言えば、昭和世代の定番だった「仰げば尊し」「ほたるの光」が歌われなく なったことに寂しさを覚える人は多い。 教師たちは尊敬に値するほど子どもに教えてくれたわけではないので、「仰げば尊し」 をいまさら子どもに歌わせたくないという保護者の声もあるのも、歌わなくなった理由の 一端か。 今の学校に於いては、何をするにもモンスターペアレンツVS軟弱な教師という構図の ようだ。 卒業式で卒業ソングを歌った後は、在校生の花吹雪に送られながら、さくらソングが 流れる中を巣立って行くのが今の主流と聞く。 さくらソングも、例年ベスト10に選ばれる顔ぶれは大きく変わらない。今年は、 昨年からのブームで、嵐の「サクラ咲ケ」が上位に顔を出している。時代の嵐を背負うと、 過去曲も一気に注目される。 SMAPの「世界にひとつだけの花」が常連で入っているが、歌い継がれるという ことは優しい言葉のようでいて深みが伝わる作品である証し。 他にはケツメイシの「さくら」、コブクロの「桜」、いきものがかりの「SAKURA」。 若い世代だけでなく、中高年からもカラオケんでよく歌われる曲だけあって、幅広く支持を 集めている。 上位に顔を出しているわけではないが、今年のさくらソングの注目株は、ふくい舞。 京都出身のたおやかさと芯の強さを持ち合わせる26歳の彼女が歌う「いくたびの櫻」が 妙に耳に残る。 NHK土曜時代劇『隠密八百屋町』の主題歌で、ハスキーな中低音を響かせるフレーズ が、不思議と時代劇にマッチしている楽曲だ。 世の中、デジタル化の波に呑まれ、人と人との交流が希薄になり、人と対峙することが なくなってきているだけに、さくらのはかなさ、せつなさがより感傷的に見えてくる。 が、「いくたびの櫻」は、その感傷をもう一歩踏み込み、誰もが抱く、生きることへの 想念がテーマとなっていて、胸を打つ。移ろいやすい春に、「いくたびの櫻」はどこまで 多くの人たちの琴線を奏でられるのか。 さくら前線も近い。 『夕刊フジ』2011年3月18日号(17日発行)第19面(毎週木曜日連載)
空けます。
「時代のサカイ目」第六回(11.3.10) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第六回「女王・上戸彩を追いかける武井咲」 上戸彩が咲き誇り始めている。14歳で国民的美少女コンテストの審査員特別賞を受賞し、 デビュー。 当初は、その笑顔に魅せられた男性たちから妹にしたいタレントNo1と言われ、アイドル 路線を走っていた。 風貌からして、私からみれば“山口百恵のまた姉妹”の感じがしてならなかったが、本人も 多少意識していたのか、バラエティー番組で『プレイバックPart2』を歌い、自らその PVに出演したこともある。 ある意味、世間のニーズにうまく応えられる器用さを持ち合わせている。 上戸は70~80年代アイドルの路線を受け継ぐように、いわゆる世間では“クサイ” セリフ回しで評判の大映ドラマ路線にも多く出演。 かと思えば『渡る世間は鬼ばかり』やNHK大河ドラマ『義経』のように、ベテラン陣に 囲まれ、厳しく指導されながらのドラマ出演も数多かった。 そんな緩急入り混じった仕事をひとつひとつ丁寧にこなすことで、少しずつ芝居への 取り組みや役者としてのあり方、演技力を積み重ねてきた。 大きな転機になったのはソフトバンクの白戸家のCM。コミカルな味を出しながら、 白戸家の長女を演じているが、気がつけば白戸家の長女は彼女そのものではないかと 思ってしまうくらい、キャラクターを自分のものにしてしまっていた。 そしてそれまでは、アイドルなのか女優なのかと迷うような、どこか中途半端な印象を 拭えなかったのが、女優としての力量を見せ始めたドラマが『絶対零度~未解決事件特命捜査~』。 女らしい体つきを無理に隠し、さっぱりとした中性的な女性、ボーイッシュを前面に出して いた彼女が、ノロマ、カメと呼ばれ、笑顔の消えたけなげさに女性は同情。男たちは犯され顔 を見た。 ドラマの質はともかく、今失われがちな表情と、視聴率の好調さとで、初めてドラマで ポジションを掴んだ。 近頃では恋愛話も聞こえて来る。噂の真偽は別としても、おそらくいい恋をしている。 屈託のない笑顔に見え隠れする清潔な色香がそれを物語る。 事務所に大事に育てられ、大輪のつぼみが花開こうとするとき、恋愛はこの上ない栄養に なる。 その上戸を追い掛けているのが、武井咲(えみ)。上戸と同じく国民的美少女コンテストで モデル部門賞とマルチメディア賞を受賞。 雑誌を中心にモデルとして活躍を始め、中学入学当時に“中学3年の間にモデルになる”と 公言していた夢を叶えた。 個性的な美人の多い芸能界で、久々の正統派美少女として君臨できる素質が光っている。 昨年は資生堂TSUBAKIのCMで注目され、続いてマキアージュのCMにも起用される。 今年1月からのドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』では、800人参加の オーディションを勝ち抜き、高校教師と関係を持つ女子高生を演じている。 まだ荒削りだが、しっかりとした演技を見せ、大ブレイクを予感させる。 ただ、注目される新人にありがちな、過去の暴露写真も出回っているようだ。誰しも、 歩んできた道を振り返ると、隠したくなる恥ずかしい記憶はある。それを公にされたとき、 うつむいてしまうタイプと開き直って糧にできるタイプがいる。 おそらく武井は後者。春からのドラマ『アスコーマーチ!』で初主演も決まり、今年の 武井から目が離せそうにない。 『夕刊フジ』2011年3月11日号(10日発行)第19面(毎週木曜日連載)
被災に遭われた方々へお見舞い申し上げます。 また、救助、支援等にご尽力の皆様へ感謝いたします。 皆様の心よりの明るい書き込みが戻ってくることをお祈りいたします。
3月11日(金)14時46分頃に、マグニチュード9.0という大地震が、 太平洋側で起きました。 東京でも震度6の揺れでした。東北では被害甚大です。大津波が起きて、地震後に 壊滅的被害が起きています。 地震当日は全ての交通機関が止まり、夜になっても大半の機関が止まったままです。 多くの帰宅難民が生まれました。私も帰れず、翌日何とか帰りました。途中で献血も しましたが、献血ルームは満員状態でした。 地震直後から被災地の状況がテレビで流され、都心でも多くの人が大変な事態と わかっています。 電車は大混雑でしたが、意外にみんな冷静でした。 帰宅したら、部屋の中は上から本棚が落ちてきて、茫然としました。 ノートパソコンは一見無事でしたが、本体の上に物が落ちてバウンドしたようでした。 電源を入れると液晶が割れていて、画面の8割が見えません。幸いHDDは無事の ようです。 落下物の片付けをして、今日も終わりそうです。 この地震で御亡くなりになられた方、お悔やみ申し上げます。 被害にあわれた方、御見舞い申し上げます。一日も早く復旧しますように。
酒井さんのエッセイ、「時代のサカイ目」今日の第六回は、上戸彩さんと武井咲さんの 話です。忙しくて投稿している時間がないので、後で書きます。
こんばんは。最近の投稿の内容とは関係なくて申し訳ないのですが、Cynthia写真館に 出ている文化放送駐車場での写真。野球のユニホームのような服で写っていて、1974年 6月12日とありますが、なんとこの日はゴジラ松井がこの世に生を受けた日なんですよね! シンシアはスター誕生を予言していたのでは・・・と勝手に思ってしまいました!! やはりシンシアは何かを持っている?
「時代のサカイ目」第五回(11.3.3) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第五回「韓流の波と「KARA」の失速」 次から次へと押し寄せて来る韓流の波。今や韓流は、日常の中に当たり前のように 座り出した。 ヨン様に始まった韓流から、日本のドラマにキャスティングされるようになり、 『外交官 黒田康作』(フジテレビ)の後半に、イ・ビョンホンが重要な役でどころで 出演する。 歌の世界でも、男性6人組の超新星は『ハングル講座』(NHK教育)のレギュラーに なり、歌手、俳優、モデルなどで結成されたスーパージュニアや、グループのメンバーと 事務所とのトラブルで裁判沙汰になり、結局、ふたり組になった東方神起。 東方神起の新曲は、ヘビーなサウンドに独特の韓流アクセントが際立つ日本語の歌詞を 乗せていて面白い。彼らの歌を聞くと、日本語が新鮮に聞こえて来るから不思議である。 三十余年前、サザンの桑田佳祐が英語のような独特の発声で歌い、それまで歌詞は明確に 発音して聞き手に伝えるのが当たり前とされてきた音楽シーンで、声そのものを楽器化して 度肝を抜いたように、韓流歌手の日本語は、欧米人の日本語とも少し違って、“アジアン テイストの日本語”という新しいジャンルを確立する勢いだ。 そのせいか、日本の人気グループの歌が、ゆるく感じてしまう。K-POPの実力を 見せつけられ、どうやら日本のグループは、うかうかしていられなくなってきた。 少女時代、KARAなどの女性陣もそう。韓国では歌手も俳優も、男性も女性も、手軽に 美容整形をするように、美を追求する。それでいて男性には兵役があるためいわゆる硬派な 日本男児性を持っている。 ここに日本の女子たちは男っぽさを感じ、包容力を見いだす。母性をくすぐられるのも、 この硬軟相反することが大きい。 ただ、韓流には、東方神起に限らずトラブルがつきもののように見える。事務所とモメて 裁判沙汰になってしまったKARA然り。 お金をめぐってのトラブルでグループ分裂かと言われたと思えば、5人で活動しますと 宣言し、ドラマ撮影のために来日。ところが円満解決したかと思えば、事務所を提訴。 今度はメンバーの父親が、もめたのはリーダーのせいだと言い出した。 いずれの場合も、KARAにはメンバーそれぞれの家族の影が見える。親が子どもを 気づかうのはわかるが、親が出てきてうまくいくはずがない。親は、どこまでも我が子に 対して“ひいきの引き倒し”なのだ。 日本でも、デビューしてすぐに売れたとしても、数万円の給料で仕事をしている人は多い。 デビューするまでや売り出すための事務所の経費を考えると、しばらくは仕方がないこと。 それで不満を漏らしても、日本の場合きちんと諭す家族以外の大人が周囲にいる。 KARAは本人たちが不満を漏らしたとき、諭す立場が親だったことが悲劇だった。 ましては、メンバーの父親が、リーダーの責任感のなさがもめた原因だと個人攻撃したのは いただけない。 あまりの騒動っぷりに、本家韓国でもKARAに解散してくださいとファンが呼びかけた のをきっかけに、解散を求めるネット上の署名活動まで始まった。呑み込まれそうな津波が、 すぐそこに来ている。 『夕刊フジ』2011年3月4日号(3日発行)第19面(毎週木曜日連載)