Cynthia Street の目次ページに戻る

Cynthia Street 2011年05月の伝言板

 Cynthia Street 現在の伝言板

伝言板の入口に戻る
2011年06月    の伝言板を読む
2011年04月    の伝言板を読む


新三人娘GOLDEN☆BEST発売 投稿者:あいうえお  投稿日:2011年05月27日(金)15時43分50秒
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=MHCL000001933#track

「時代のサカイ目」第十六回(11.5.26) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月27日(金)06時24分49秒
「時代のサカイ目」第十六回(11.5.26)
クリックで拡大
クリックで拡大

「時代のサカイ目」第十六回(11.5.26) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月27日(金)06時17分17秒
「時代のサカイ目」第十六回(11.5.26)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第十六回「“七光”頼らない2世タレント奮闘中」

 つい2ヶ月ほど前まで“4月から朝のワイドショーの勢力図が変わるのでは”と言われて
いた。羽鳥慎一が日テレを退社し、テレビ朝日の『モーニングバード!』をスタートさせると
発表されたためである。

 ところが赤江珠緒と並んでみると、それぞれが華になり、引き立て役がいないことで互いを
消し合う負の結果になってしまった。鳥は止まり木があってこそ風を呼ぶ。加えて東日本大震災
が起き、羽鳥のさわやかさが生かされる番組内容ではなくなったこともあり、いまのところ
羽ばたけないでいるようだ。

 そのため、小倉智昭、みのもんたの二大巨頭の構図に変化はないのでないかと思われていた
が、ここにきてフレッシュな顔が朝のワイドショーの勢力図を塗り替えようとしている。

 日テレで羽鳥の後番組『ZIP!』の総合司会をつとめる関根麻里。アイドル並みの
愛くるしい少女フェイスと知性で、さわやかさを届けてくれると主婦層に評判がいい。

 関根勤のひとり娘で、米国エマーソン大学をわずか3年で、それも主席卒業したという
勤勉・努力家。テレビ・ラジオで9本のレギュラーを持つ売れっ子で、多趣味な才女でも
ある。空手、ピアノ、書道、コーラス、ジャズダンス、陶芸、テニス、器械体操、新体操。
どれも習い事として長く続けている。

 父親の七光というよりも、むしろ、娘の逆七光で「理想のお父さん」に選ばれるなど、
関根勤の方が再び脚光を浴びているが、この親子ほど公私を分けているのも珍しい。

 親子共演のときでも、麻里は父親の車に乗らず電車で向かう。芸能界の先輩の車に乗せて
もらうのは失礼だからという。また、お気に入りのタレントのステージを見たいときも、
父親にチケットを取ってもらわず、自分で取って見に行くそうだ。

 全てが世の中の常識に添った態度、行動である。芸能界という特殊な社会にいて、これは
当たり前のようでいて実はとても難しいこと。それをあっさりとやってのけるあたり、視聴者
と同じ目線でいられるということでもある。

 また彼女は、重い話題のときはあまり口を挟まず、アナウンサーに任せている。自身の
立ち位置を理解した上でのことだろうが、その出しゃばらない態度も茶の間の好感度を
上げているようだ。

 もうひとり、NHK『あさイチ』でハイテンションなリポートぶりがウケているのが、
篠山輝信。木曜日のレギュラーで、全国の道の駅などを飛び回り、産直市場の旬のおいしさを
レポートしている。

 その名前からわかるように、父親は写真家の篠山紀信、母親は元アイドル歌手の南沙織。
顔立ちは母親似、目鼻立ちのはっきりしたイケメンで、趣味はフットサルというさわやかな
スポーツマン。

 そもそも高校時代に英語劇に出演したのがきっかけで、芝居の面白さに目覚め、ミュージカル
俳優を目指した。有名人を両親に持ったことを「七光と言われることに抵抗はありません。
コンプレックスになる部分もありますが、逆に“やってやろう”というエネルギーになります」
と話している。

 関根も篠山も、親の力を利用せず、自分の才能と蓄積してきた力を武器に、自らの意志で
芸能界に飛び込み、自力で朝の顔になるチャンスをつかんだ。 大先輩たちが君臨する時間帯
への切り込みで、今後は苦戦も予想されるが、ひるまず突き進んで、この先、朝をどう改革
してくれるか楽しみである。

 『夕刊フジ』2011年5月27日号(26日発行)第17面(毎週木曜日連載)

『希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平』 投稿者:u3  投稿日:2011年05月27日(金)04時55分36秒
5月29日(日)19:30-21:00 NHK BSプレミアムで
『希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平』
が放送されます。
【出演】筒美京平
【ゲスト】伊集院静、郷ひろみ、ジュディ・オング、太田裕美、中川翔子、松本隆、
橋本淳、船山基紀、草野浩二

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-05-29&ch=10&eid=31082


新三人娘ベストCD 投稿者:あいうえお  投稿日:2011年05月26日(木)19時41分39秒
8月17日新三人娘のベストCDが発売されます。

「時代のサカイ目」第十五回(11.5.19) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月20日(金)10時22分52秒
空けます。

「時代のサカイ目」第十五回(11.5.19) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月20日(金)10時21分39秒
「時代のサカイ目」第十五回(11.5.19)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第十五回「南こうせつが仙台の中学生たちと歌った阿久悠さんの遺作」

 軽井沢の大賀記念ホールで開かれた南こうせつのコンサート『時を超えて』。
スペシャルゲストに伊勢正三を迎え、「神田川」、「22才の別れ」をはじめ、最新曲「道」
まで洒脱なトークで魅了。更には作詩家の喜多条忠さんが登場し、「神田川」に歌われた
“三畳一間の小さな下宿”が彼女の住むアパートだったことを打ち明け、会場は大いに盛り
上がった。

 当時、四畳半フォークと言われ、確固たる地位を築いたかぐや姫も、もう還暦を過ぎた。
ふたりを見ていると、“時代”という衣を軽妙に羽織って颯爽と歩いているようだ。
懐かしさだけでなく新しさも感じるのはそのためだろう。

 その南が、東京・日比谷野外音楽堂でのコンサートに、宮城県仙台市立八軒中学校の吹奏楽・
合唱部を招待した。八軒中学校吹奏楽・合唱部は声楽コンクール全国大会の常連校。3.11の
震災が起きなければ、福島県内で予定されていた全国大会に、今年も出場するはずだった。

 が、大会は中止。新学期が始まり、部員たちは自身も被災者であるにも関わらず、避難所を
回って合唱曲「あすという日が」を歌い、避難生活をしている人たちに元気と笑顔を届けていた。
そんな姿に感動し、ぜひ一緒に歌いたいということで、南とのジョイントが実現。

 この日、南は阿久悠の遺作となった「愛よ急げ」を八軒中学校の生徒たちと熱唱。この曲を
生徒たちは、事前に自分たちでアイデアを出し合い、振りまで考えて歌った。「愛よ急げ」は
震災後の3月下旬、阿久さんの事務所関係者から南に歌ってほしいと持ち込まれたものだった。

 “地平の果てに 愛に目覚めた人がいて”の歌詞に、被災地支援に立ち上がった自衛隊員や
警察関係者、ボランティアの人たちの姿が重なる。

 今年、ソロ活動30周年を迎えた谷村新司も被災地ライブを始めた。彼は『ココロの学校』と
称する、歌とトークで感動を共有する生涯学習プログラムの移動学校を各地で開校しているが、
この学校を支援キャラバンに模様替えして、被災地を回ろうというもの。もちろん、できるだけ
電気を使わないようにと、生ピアノだけ、生ギターだけの構成にすることも考えているという。

 被災地でフリーライブを開いたのは、ゆず。全国ツアーの一環で訪れるはずだった仙台公演が、
大震災の影響で中止になったことで、被災地支援に何かできることはないかと考えての行動だった。

 仙台市民広場でのフリーライブには、ゆずのファンだけでなく中高年の被災者たちも含めて
3000人を越える聴衆が広場に集まった。日頃、ライブに無縁な人たちも、ゆずの歌声に
「元気を貰った」と笑顔を見せた。

 その後、ゆずのふたりが向かった先は、避難所になっている石巻高校。ここで関係者以外に
知らせずに、シークレットライブを開催した。

 更には、その後、“石巻子ども避難所クラブ”に出向き、歌声を披露。ドッチボールや
じゃんけんゲームなどで避難している子どもたちと一緒に遊び、最後には子どもたちも楽器を
手にしてゆずとコラボ演奏。

 たまたま“石巻子ども避難所クラブ”のメンバーがブログで報告していたので、ゆずの子ども
たちを思うあたたかさが伝わってきたのだが、こういう支援をこっそり行う心を持つ彼らだから
こそ、心に届く歌が歌えるのだろう。

 マスコミを引き連れて支援に向かう芸能人も、それはそれで避難所の人たちの癒しや元気の素に
なるならいいことだが、こっそりと支援に向かう芸能人の姿勢は、彼ら自身の芸に反映される
ものである。

 『夕刊フジ』2011年5月20日号(19日発行)第17面(毎週木曜日連載)

日刊ゲンダイ「麻丘めぐみ」(11.5.13) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月19日(木)06時31分58秒
 夕刊紙「日刊ゲンダイ」の毎週金曜日の号に小さいコラムが載ります。
「あの熱狂をもう一度 昭和を駆け抜けたアイドルたち」というタイトルです。

 毎週一人のアイドルを取り上げています。今年になってから始まり、今回で15人目くらいと
思います。今まで80年代アイドルが多かったと思います。今回は麻丘さんです。


〔麻丘めぐみの巻-ダミ声の応援がなかったのはなぜか?〕

 1972年6月に「芽ばえ」で歌手デビューした麻丘めぐみは、黒髪のロングヘアがよく似合う、
清楚で可憐な16歳の少女だった。

 この年の10月の日曜日、よみうりランドの特設ステージ前に、大勢の中高生たちが押し掛けて
いた。ラジオの公開録音が始まるのだ。

 高価な望遠付きカメラを構えている者もいる。だが「めぐみちゃーん」と声をかける若者はいない。
それは、後に80年代を代表するアイドルとなった松田聖子や中森明菜とはまったく違う雰囲気だった。

 時代が違っていたからか? いや、そうではない。麻丘めぐみと同じ70年代アイドルの南沙織、
桜田淳子、キャンディーズなどのコンサートでは、歓声が飛び交い大変な騒ぎだった。

 では、なぜ麻丘めぐみのファンは静かだったのか? それは彼女の気品がそうさせたのだった。
彼女の上品な雰囲気が、本当はダミ声を上げて応援したい男の子たちを自制させたのだ。

 「麻丘めぐみはトイレにも行かない、食事もしない」というウワサまで流れていた。まるで童話の
世界のお姫さまのように見られていたのだ。

 デビュー曲「芽ばえ」は40万枚を超えるヒットとなり、翌年に出した「わたしの彼は左きき」も
50万枚の大ヒットになった。

 この曲のヒットで左利き用の商品が多数出回り、左利きの男の子がモテモテになるという現象が
起きた。右利きなのに左手で箸を持ち、不自然な状態で食事をする者まで現れたのだ。

 結婚、出産、離婚を経験し、55歳になった麻丘めぐみは、「トップアイドルを経験して~今だから
こそ語れる気持ち」と題した講演も積極的に行っている。

 日刊ゲンダイ2011年5月14日号(13日発行)第14面
クリックで拡大

なるほどハイスクール(11.5.12)BGM傷つく世代 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時32分40秒
 なるほどハイスクール(11.5.12)
 髪型の歴史(1/4)

 「なるほどハイスクール」は、AKB48が出ているバラエティ番組で、日本テレビ系で
毎週木曜日19時からの1時間放送です。スクールという名前の通り、授業形式で様々な知識を
教えてくれます。

 5月12日の放送では、「髪型の歴史」を放送しました。1950年から10年ごとの時代の
代表的な髪型を紹介しています。全部で10分ほどの放送です。

 1970年代は、二つの髪型が紹介されました。前半が「お姫様カット」、後半が「蘭ちゃん
ヘア」です。

 1970年代前半の映像の時は、BGMに「傷つく世代」のイントロの部分が流れました。
10秒ほど流れました。

 「お姫様カット」は、麻丘めぐみさんの映像が流れました。横の髪を90度にカットする
ことで清楚なお姫様をイメージされる髪型と紹介されています。

 70年代後半は、「年下の男の子」のBGMが流れ、「蘭ちゃんヘア」が紹介されています。

 なるほどハイスクール:http://www.ntv.co.jp/naruhodo/
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

なるほどハイスクール(11.5.12)2 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時18分4秒
なるほどハイスクール(11.5.12)
髪型の歴史(2/4)
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

なるほどハイスクール(11.5.12)3 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時16分22秒
なるほどハイスクール(11.5.12)
髪型の歴史(3/4)
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

なるほどハイスクール(11.5.12)4 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時12分54秒
なるほどハイスクール(11.5.12)
髪型の歴史(4/4)
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

「時代のサカイ目」第十四回(11.5.12) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時07分11秒
空けます。

「時代のサカイ目」第十四回(11.5.12) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時05分48秒
「時代のサカイ目」第十四回(11.5.12)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第十四回「田中好子 凛とした女優魂持つヒロインだった」

 田中好子が第3ステージへと旅立った。渡辺プロダクションの音楽学院で学び、認められ、
キャンディーズとしてデビュー。10代、20代の男性から圧倒的な支持を得、アイドルの
頂点に立つも、結成当初に3人で約束した通り、わずか6年ほどで解散。

 今も語り継がれる名言になった「普通の女の子に戻りたい」と引退。が、それぞれの理由で
芸能界に復帰。

 その後、ミキはソロ歌手から、結婚、引退。ランとスーは、結婚後も女優という第2ステージ
で留まり、輝きを放った。

 キャンディーズ時代、3人は絶妙な3原色を成した。積極的に意見を言うリーダー的存在の
ラン、音楽的なポジションで知的なミキ、ふたりの傍らでふんわりしていつも笑顔のスー。
しかしその茫洋さの中に秘めた芯の強さは見事だった。

 バラエティ番組で、彼女たちほどコントに真剣に取り組んだアイドルはいないと言われるが、
全てにおいて真面目な芸能界の優等生だった。

 とにかく勉強熱心。R&Bでもソウルでも、あらゆる音楽を聴いて吸収した。踊りも、忙しい
スケジュールの合間を縫い、寝る時間を減らして練習、3人の振りがブレることはなかった。

 解散後、2ヵ月ほどして偶然、六本木で会った。彼女の方から話しかけてきた。「ごぶさた
しています。その節はありがとうございました。本当にキャンディーズは楽しかったです」

 その物怖じしない態度や言葉使いに、わずか2ヶ月で随分大人になったと感じたものだ。
もう少し何か話したそうだったが、こちらが急いでいたので、挨拶だけで終わってしまった。

 その後、彼女に会ったのは結婚し、女優としても活躍していた頃。着物をきちんと着こなして、
凛とした佇まいがあり、公私ともに充たされているようだったが、今思えば、既に病気と闘って
いたのだ…。

 笑顔には2種類ある。屈託ない天真爛漫なそれと、どこかに影を感じさせるものと。彼女の
笑顔はそのどちらでもある。

 常にどこかに『忍(にん)』がつきまとう女性だった。笑顔でカムフラージュにしている
のではないかと感じることが多々あった。

 それでも常に、周囲に何も悟られないようにと、一歩外に出ると田中好子を演じきっていた
のではないか。まさに女優魂。

 巷間伝えられている泥沼記事も、もしかしたら彼女は知った上で呑んでかかっていたのかも
しれない。

 公の席では、赤い口紅が印象的だった田中好子。そんな華やかさがよく似合う女性でもあった。
自分を知り、理解し、どうあるべきかわかっているからこそできた。女優・田中好子のセルフ
プロデュースは見事である。

 十数年前のこと。キャンディーズ時代の関係者が、彼女と久々に会った。「私、ガンなの」と
打ち明けられ、別れ際に「体に気をつけて、元気でいろよ」と言うと「やだ、冗談よ!」と
屈託のない笑顔を見せたそうだ。

 心配させたくないという気づかいと、同情されたくないという強さ。その凛とした女優魂を
持つヒロインは、今、あの最後のテープを残し、第3ステージの階段を昇っている。

 『夕刊フジ』2011年5月13日号(12日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」第十三回(11.4.28) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月14日(土)20時03分50秒
空けます。

「時代のサカイ目」第十三回(11.4.28) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月12日(木)06時59分42秒
「時代のサカイ目」第十三回(11.4.28)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第十三回「復興支援で改めて思う『歌の活力』」

 時の氏神が、“今”というタイミングで名曲を往来させる。歌は貴重な素材であり、時代の
流れと合体して膨らみ、輝きを放つ。素材とは、歌手の素質ではなく、伝わる言葉の力を持つ
楽曲のこと。

 伝わる言葉を持つ歌詞は、どこにも媚びずに気持ちを伝えようとする。誰が歌っていようが、
大きな問題ではないのだ。言葉の力で音を伝え、また音の後押しで言葉を心に染み込ませる。

 発災から一ヶ月余り。長渕剛が避難所だけでなく、自衛隊の基地にも出向き、ギター一本で
歌った。

 発災直後から日々泥まみれになり、がれきの中から生存者を救出、遺体の運び出し、支援物質
の運搬…と、休む間もなく働き詰めの自衛隊員。自身も被災者という隊員もいるが、任務を優先
させ、黙々と片付け続ける彼ら。日本中の支援の目が被災者に向く中で、「日本のため、国民の
ために任務を遂行している自衛隊の姿がたまらなくいとおしくなって、抱きしめたい」との思い
で、自衛隊員の疲労を慮った長渕に賞賛の声が上がる。

 長渕のねぎらいの言葉と歌に、自衛隊員たちは泣きながら肩を組み、拳を上げ、「トンボ」
「乾杯」を一緒に歌っていた。終了後の隊員の言葉が印象深い。「これでまた限界が延びました。
モチベーションが上げられます」。

 伝わる力のある歌の前には、歌手はただのフィルターにすぎない。歌の力は、歌手を超えた
ところにあるのだ。

 またアミューズ所属のアーティスト37組51名が、被災者支援と被災地復興のための
プロジェクトを立ち上げた、「チームアミューズ!!」。

 桑田佳祐の書き下ろしたテーマ部分を軸に、福山雅治、原由子、ポルノグラフィティ、
サンプラザ中野くんなど参加アーティストの代表曲をメドレー展開する楽曲「Let's try again」
をチャリティーソングとして配信。

 「WE ARE THE WORLD」さながらに全員の大合唱で大団円を迎えるこの曲も、桑田の言霊が伝わり、
聞き手の心を震わせる。

 テレビで今、ひときわ注目を集めるSUNTORYのCM。「上を向いて歩こう」と
「見上げてごらん夜の星を」を、総勢71名の著名人たちがバトンリレーで歌っている。

 矢沢永吉、和田アキ子、堺正章、松田聖子など大御所もいれば、小栗旬、宮沢りえ、永瀬正敏、
竹内結子、堀北真希、大滝秀冶、松平健など俳優もいる。

 村田兆冶、テリー伊藤、三浦雄一郎、富司純子、高島彩と、滅多に歌声が聞けない人たちも、
浜美枝のように、女優業から遠ざかっている顔もいる。

 全員がノーギャラで出演したこのCM、サントリーの商品や商品名が出てくるわけではない。
被災地や被災者に向けての大げさな言葉やメッセージが画面に出るわけでもない。

 だがこのCMが流れると不思議と心があたたかくなり、頑張ろうという気持ちがわいてくる。

 2曲が名曲だからとか、豪華メンバーが歌っているからという声もあるが、このCMの真骨頂は
伝わる言葉の力を持つ楽曲を、今というタイミングで選んだことにある。

 歌は言葉と音。言葉の力で音を伝え、心に染み入り、人を癒す。勇気づけ、明日への活力になる。
復興に向けた様々な形での支援が広がる中、歌の持つ大きな力を改めて認識する。

 『夕刊フジ』2011年4月29日号(28日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」特別編(11.4.22) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月12日(木)06時58分24秒
空けます。

「時代のサカイ目」特別編(11.4.22) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月12日(木)06時57分10秒
〔キャンディーズのスーちゃんがお亡くなりになり、様々な哀悼の記事が新聞に載りました。
夕刊フジでは、酒井プロデューサーが連載記事と別に追悼記事を寄せています。〕

「時代のサカイ目」特別編(11.4.22)

『キャンディーズ 再結成しなかったのはセンターへのプロ意識-育ての親 酒井政利氏が明かす
スーちゃん秘話-』

 「キャンディーズの中でも、一番の健康優良児だったスーが…。運命は残酷ですね」

 CBSソニー時代にプロデューサーとしてキャンディーズを育てたメディアプロデューサーの
酒井政利氏(72)は21日深夜、突然の訃報に、しばらく絶句した。絞り出すようにアイドル
時代を振り返る。

 「美形のラン(伊藤蘭)に対して、おっとりしたスーは好対照。そこに知的な感じのミキ
(藤村美樹)の三原色が絶妙でした。とくに雰囲気を和らげるスーの持ち味が、キャンディーズ
をぐっと親しみやすくしましたね」

 当時人気を二分したピンク・レディーは小学生にも人気があったのに対し、キャンディーズ
には高校・大学生を中心とした親衛隊がついた。

 「数あるヒットの中でも作家として伸び盛りだった穂口雄右さんの曲がソウルやR&Bを
取り入れて斬新でした。とにかくスーをはじめ3人は熱心でマジメ。穂口さんの要求に応えて、
一緒にJ-POPの元祖を築きあげました。私は彼女たちに、その年齢らしさを求めました」

 デビュー当時はスーちゃんが務めたセンターが5枚目の「年下の男の子」からランちゃんに
替わった(「わな」ではミキちゃんがセンター)。お姉さんイメー
ジへの脱皮をはかったのだが、2人のライバル心を燃やす結果にもなった。現代のアイドル、
AKB48がセンターにこだわることにも通じる話だ。

 「スーとランは、ずっと仲がよかった。再三、望まれながら二度と『キャンディーズ』と
して再結成をしなかったのは、センターをめぐるプロ意識があったからだと私は思っています。
解散してから2ヶ月ほどたったある時、六本木で偶然スーに会いました。
『本当にキャンディーズは楽しかったです』と話してくれたあと、ふと寂しげな顔をした
ことを覚えています。一人で厳しい世界を生きていく葛藤が表情に出たんでしょうか」

 酒井さんに、キャンディーズの一番好きな曲をあげてもらった。

 「『微笑みがえし』ですね。人気とともにスケジュールがきつくなり、真面目さゆえに
言いたいことを言えなかった3人が『普通の女の子に戻りたい』と解散宣言をした。
つらかったと思います。ファンへの恩返しとして歌ったのが、このうたです。穂口さんの
傑作。彼女たちの卒業アルバムですね。明るくうたっていたスーの顔が忘れられません」

 『夕刊フジ』2011年4月23日号(22日-金-発行)第3面

「時代のサカイ目」第十二回(11.4.21) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月12日(木)06時56分0秒
空けます。

「時代のサカイ目」第十二回(11.4.21) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年05月12日(木)06時54分49秒
「時代のサカイ目」第十二回(11.4.21)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第十二回「徳光家の最終兵器 ミッツ・マングローブが歌う昭和歌謡」

 オバカタレントブームが一段落したら、頭のいいちょっと愉快な人種が、脚光を浴び始めた。
マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ。

 女装家という肩書がアヤシゲで、いかにも混沌とした今の時代を表している。ふたりの名前の
由来もまた愉快。マツコは、本名の名字に“松”があることで、デビュー前から“松子”の
愛称で呼ばれていたためそのままマツコとしたが、どうも豪華さに欠けるということで、
“デラックス”を付け加えた。

 ミッツは、徳光和夫さんの甥。おじさんが“トクさん”だったので、じゃあ自分は徳光の
“ミツ”でいこう。大げさで洋風な名前にしようということで、ミッツ・マングローブ。
どちらも行き当たりばったりのようでいて、なかなかうまいネーミング。

 140・140・140のスリーサイズに体重140キロのマツコの衣装は、既製品では
合うサイズがないため、自作。使う布は25メートルにも及ぶものもあるという。

 そもそも、テレビに出るきっかけになったのが、ゲイ雑誌の編集者時代に書いていた記事に
注目した中村うさぎから、エッセイを書くことを強く勧められ、エッセイストとして活躍した
ことから。

 かなりの毒吐きぶりで知られるが、人のことにだけ舌鋒を向けるのではなく、自分自身に
対しても毒舌になる。血液検査で数値が全て平常だったことで、“奇跡の血液サラサラデブ”
と自らを呼んでみたり、“わかりやすいキワモノ”と自分を称したり。

 サッカー日本代表の長友佑都がお気に入りで、フィギュアスケートの大ファン。浅田真央が
これまでに滑った演目から衣装やコーチの名前まで全部覚えている。

 また「こんな気持ち悪いイキモノがテレビに映っているだけで、今の健全になり過ぎて
しまったテレビ界に迷惑をかけることができてよいことだなって思っ
た」とか、「いること自体が目障りな存在、不謹慎だと非難を浴びる存在になりたい」と
豪語するなど、なかなかのセルフプロデュースぶりを見せる。

 一方のミッツも、子どもの頃から妄想好きで、様々なごっこ遊びを妄想しては浸っていた
そうだ。

 歌が好きで、歌手になった自分を妄想し、母親のスカートをはいて大ファンの中森明菜の
ものまねをして一人で遊び、将来は中森明菜になれると本気で信じていたという。じつは
この妄想好き、プロデュース心の始まりでもある。

 残念ながら中森にはなれないが、「昭和歌謡の持つ虚像のような世界観が好き」と言う
ミッツが、『若いってすばらしい』のカバーで歌手デビューしたばかり。

 衣装、振り付け、ジャケットデザインのイメージまで、全て自身がプロデュース。あの
スクールメイツを彷彿させるような昭和歌謡の世界を再現している。29日の東京・原宿
クエストでの初ライブが期待できそうだ。

 自身は歌わないが、女性のためのエンカ・コンピレーションアルバム『ヒメのたしなみ』
に「浅はかな歌ばかり聴いていると、はしたない女になってしまいますよ。」と秀逸な
推薦文を寄稿したマツコと、慶応大学卒業後、英国ウエストミンスター大学に進学という
高学歴高偏差値で、たまに知性が邪魔をして気のきかないコメントになってしまうミッツ。

 女性の繊細さと男性の勇敢さを併せ持ったアダルトなオトメンが、ますます愉快に
パワーアップしそうな気配である。

 『夕刊フジ』2011年4月22日号(21日発行)第17面(毎週木曜日連載)

RE:NHK昭和歌謡ベスト… 投稿者:u3  投稿日:2011年05月05日(木)10時01分21秒
“NHK 昭和 歌謡”で検索したけれど、そのような番組は見つかりませんでした。
“NHK 昭和 色づく街”で検索すると、
『昭和のヒットメーカーたち - 百花繚(りょう)乱!時代を彩った歌謡曲 -』
がヒット。BSプレミアムで4/29に放送されたそうです。
BSプレミアムで5/21(土)14:00~16:28に再放送されます。

http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110429-10-06839


NHK昭和歌謡ベスト… 投稿者:betti  投稿日:2011年05月02日(月)11時38分17秒
に、シンシアが映像だけですけど、映りました。「色づく街」の紅白版です。それも二回も!!

 Cynthia Street 現在の伝言板

伝言板の入口に戻る
2011年06月    の伝言板を読む
2011年04月    の伝言板を読む

Cynthia Street の目次ページに戻る