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南沙織 素顔のままで

  SOLL-215
1976/04/21
シングルジャケット
  SRCL-2894
1994/05/21
CD選書



曲名
原題
作詞
作曲
編曲
備考(オリジナル,カバー等)
1
A1
プロローグ 幸せの予感

シンシア
萩田光雄
萩田光雄

2
A2
二十歳ばなれ

有馬三恵子
梅垣達志
馬飼野康二

3
A3
泣きだしそうな空模様

中里綴
田山雅充
水谷公生

4
A4
青春の絆

有馬三恵子
梅垣達志
馬飼野康二

5
A5
近頃二人は

中里綴
田山雅充
松井忠重

6
A6
気がむけば電話して

中里綴
田山雅充
萩田光雄

7
B1
素顔のままで

中里綴
田山雅充
水谷公生

8
B2
ふりむいた朝

中里綴
田山雅充
萩田光雄

9
B3
編みかけの手袋

中里綴
田山雅充
松井忠重

10
B4
灰になった手紙

中里綴
田山雅充
萩田光雄

11
B5
結婚志願

有馬三恵子
梅垣達志
馬飼野康二

12
B6
エピローグ 未知への想い

シンシア
萩田光雄
萩田光雄


ターミー - 98/03/08

ターニングポイントとなった「人恋しくて」を契機に、中里綴/田山雅充コンビ
が、有馬/筒美コンビにとってかわったアルバムです。

私小説を湿り気の無い音楽でシンシアを表現してきた筒美さん、べたべたフォー
ク歌謡の(ニューミュージックでは無い?)田山さん、これまでとは違う魅力を
評価するファンもあれば、私のようについて行けないファンもありました。

全体的に音域が低く狭く、アレンジのサウンドが厚みを増している割に、肝腎の
メロディがうつろに響いてくる。(と言っては言いすぎでしょうか)自分で唄え
る音域以上のメロディを作れない作曲法(多分ギターでコードを弾きながら口ず
さんで作っている)では、シンシアの魅力(透明な高音域)を引きだしきれない
のではと思います。

「結婚志願」以外、いいなと思う曲が無いのが困ってしまうアルバムでした。


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