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2014年12月 の伝言板を読む
2014年10月 の伝言板を読む
名優・高倉健さんが亡くなられたことを、今朝のワイドショーで知りました。 今日まで健さんの容体に関する報道を目にしなかったこともあり、突然の訃報に驚いて おります。この場を借りて健さんのご冥福をお祈り致します。 そこで、健さんにまつわるCynthia関連の思い出をカキコしたいと思います。 Cynthiaはデビュー前に、東映〈唐獅子牡丹〉(1966)の健さんに憧れていたようです。 男気のある渋い健さんを見れば、男でも惚れてしまいますよね。私だって、『網走番外地』 (1965)などの任侠映画に感化され、アメ横で白サヤの脇差(わきさし/短いドス)を買って しまったクチですから。勿論おもちゃですヨ!(笑) そんなCynthiaが、HAWAIIからの帰り(1972)で、偶然、機内の健さんに遭遇し3枚も サインしてもらったそうです。そして東映の撮影所へ招待されたというのです。健さんの 控室を訪ねた時の様子が添付画像です(『月刊近代映画』1972.10月号)満面の笑顔の Cynthiaは大満足そうですね。 記載された会話の内容では、東映の映画出演を健さん自らお願いされて、Cynthiaは 『唐獅子牡丹』で妹役を希望したと書かれています。しかし、過密スケジュールだった 彼女の夢は、残念ながら叶わぬものとなりましたが、もしも、東映出演が実現していたら どんなCynthiaが見られたでしょうかねぇ。考えただけでもワクワクしてきます。ちなみに Cynthiaの映画出演というと、松竹『喜劇・花嫁戦争』(1971)で可愛いお手伝いさん役が あります。サオリストなら当たり前ダの情報でしたネ。 健さんと言えば、松竹『幸せの黄色いハンカチ』(1977)の島勇作役の勇さんの姿も 思い出されます。感動の作品だったので、サオリストの仲間と訪れた北海道旅行では、 撮影の舞台となった夕張を訪ねたことがありました。そこには、映画のラストを彷彿 させる黄色いハンカチがはためいていました。 この健さんの役名と、サイトの管理人と同じ発音の〈ゆうさん〉だった偶然にも 喜んだものでした。 この映画の元ネタは、ポップスグループ(米)ドーン(Dawn featuring Tony Orlando)が 発表した「♪幸せの黄色いリボン」(1973/原題:Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree) の歌詞にあるそうですが、この曲はCynthiaもコンサートで歌を披露していました。リズムの 良い楽曲で会場も盛り上がっていたのを思い出します。ここでもCynthiaとの繋がりが あったんですね。 では、See you.
南沙織「人恋しくて」 作詞・中里綴 作曲・田山雅充 昭和50年8月発売 『暮れそうで暮れない黄昏時に…』 「♪暮れそうで暮れない黄昏どきは…」。冒頭から、このリフレインで始まる。 リフレインとは同じ歌詞やメロディーを繰り返すことだが、歌謡曲の場合は通常、 最後のサビに繰り返される。冒頭からリフレインするのは珍しい。 「黄昏どき」は、西の空に夕焼けの名残が見えてくる日没直後の時間帯。その時間を 切なく感じる人も多い。歌の主人公は恋人の彼とケンカ別れをしたばかりの女性。 「♪古い手紙は… 読み返すには なんとなくつらい…」。寂しくて誰かにすがりたい 気持ちでいるのだ。 「♪何をしているか 気がかりなくせに……」。黄昏どきの今、彼は何をしている のかと思いを巡らせている。 「♪何もせずに…煙草の煙 見つめて過ごす…」。彼に謝ることも出来ずに、ぼんやりと 煙草を吸って過ごしている。 「♪窓の下行く 恋人同志は…楽しそう…」。肩を寄せて歩いている恋人たちの姿に 一層寂しさが増している。やがて「黄昏」が夜になり、「街の灯り 数えましょうか…」と 心の中で呟いている。 南沙織が21歳の時に歌った楽曲。当初、タイトルは「暮れそうで暮れない黄昏どきは」 だったのだが、長いということで「人恋しくて」に変更したというエピソードがある。 「黄昏」は人生の盛りを過ぎた世代を例える場合もある。この楽曲が発表された39年前、 20代だった人も黄昏に差し掛かっている。深まる秋に何を思っているのだろうか。 「人恋しくて」より「コタツ恋しくて」、 「熱燗恋しくて」かもしれない。 “橋本テツヤ あのヒット曲を追っかけろ!” 『日刊ゲンダイ』2014年11月19日号(18日発行)第16面
発売中の『週刊アサヒ芸能』2014年11月20日号の 巻頭グラビアの一つは、アイドル特集です。 「忽然と消えたレコ大&紅白歌姫50人」 オールカラー7ページです。 http://www.asagei.com
南沙織 代表曲「17才」 レコード大賞新人賞(71年) 紅白(71~77年、91年) 日本に「アイドル」という言葉を 定着させた最初の一人。篠山紀信 との結婚で活動にピリオドを打っ たが、紅白には一度だけ復帰した。
『週刊大衆』2014年11月10日号 本のオススメ(P150-151) 話題の本(P151)http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784098252138
クリス松村著“「誰も書けない」アイドル論” 小学館新書 2014/08/10発行 740円 ISBN 9784098252138
『週刊現代』2014年11月8日号 P90・91 サウダージ第150回 1972年10月27日~11月3日 今週のヒットチャート 第5位「哀愁のページ」南沙織
『週刊現代』2014年11月8日号 P140 連載/アメリカ映画名フレーズ珍フレーズ 第57回 「隣のヒットマン」2000年公開