Cynthia Street の目次ページに戻る


Cynthia Street 2011年08月の伝言板

 Cynthia Street 現在の伝言板

伝言板の入口に戻る
2011年09月    の伝言板を読む
2011年07月    の伝言板を読む


『南沙織がいたころ』朝日新書情報 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月27日(土)09時51分7秒
 情報ありがとうございます。いまわかっている情報を載せておきます。
まだ本の写真はないようですが、新書なのでタイトル文字だけの表紙でしょう。

『南沙織がいたころ』
永井良和 (著)
朝日新書: 256ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2011/9/13)
価格: ¥ 819
発売日: 2011/9/13
ISBN-10: 4022734167
ISBN-13: 978-4022734167

内容紹介
 南沙織がデビューしてから40年。またたく間に人気者になった彼女だったが、
「アイドル」という生き方を拒否した。笑顔の陰で、少女が必死に守ろうとした
ものは何か? 出身地・沖縄とこの時代とのかかわりは?「サオリスト」の
関西大学教授が綿密に追う。

 http://publications.asahi.com/ecs/8.shtml

『南沙織がいたころ』 投稿者:B  投稿日:2011年08月26日(金)14時40分1秒
http://www.amazon.co.jp/dp/4022734167/ref=as_li_tf_til?tag=bello00-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4022734167&adid=1GHEWHW2KHXK0CZME95S&

『南沙織がいたころ』という本が来月発売されるそうです。

アマゾンには
商品の説明
内容紹介
南沙織がデビューしてから40年。またたく間に人気者になった彼女だったが、
「アイドル」という生き方を拒否した。笑顔の陰で、少女が必死に守ろうと
したものは何か? 出身地・沖縄とこの時代とのかかわりは?
「サオリスト」の関西大学教授が綿密に追う。

と、出ています。

「時代のサカイ目」第二十八回(11.8.18) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月22日(月)06時56分43秒
「時代のサカイ目」第二十八回(11.8.18)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第二十八回「加藤茶と堺正章に若い女性が惹かれる理由」

 立て続けの再婚報道に、誰もがおめでとうと祝福しながらも驚き、男性諸氏は
うらやましささえ感じたのが加藤茶と堺正章。68歳の加藤は45歳下の23歳の
女性と再婚、65歳の堺は22歳下の女性との再々婚。

 これまでにも、キャスターの山本文郎(73)が30歳下の女性と、三田村邦彦
(56)は26歳下の女性と、石田純一(55)は21歳下の東尾理子(33)と
入籍。松本人志(45)の夫人も19歳下。最近では藤本敏史(40)と木下優樹菜
(23)が17歳差。

 高橋ジョージ(53)と24歳下の三船美佳(29)が結婚したのは美佳が16歳の
時だった。市村正親(56)と24歳下の篠原涼子(32)夫妻には子供も生まれて
いる。意外と多い年の差婚だが、60後半になってからの入籍は、やはり驚きと好奇の
目が向けられる。

 一般的に、10歳以上離れると年の差婚と認識されるそうだが、世間が驚くのは、
年齢差だけでなく、シニアの域に入ってから年下の女性と結婚することにある。
高齢化社会になり、60代70代はまだまだ元気ではある。昔と比べれば活躍の場も
ある。ましてや芸能人は定年もなく、人に見られる商売ということで、一般の同年齢の
人たちより若くいられることもある。

 が、それでも若い世代と比べると体調を崩しがちになったり、また諸機能が衰える
のはまぎれもないこと。そんな負の要素を蹴散らしてでも年齢の離れた男性と結婚する
女性は、同年代の男性と比べると経済的安定性、精神的安心感があるからという
二本柱をあげるそうだ。

 世間では、年の差婚、ましてや男性がシニアになってからの結婚は、介護してもらう
ことを意識しているのではないか、とやっかみ半分に揶揄する人がいる。同時に、
男性がこれまでに築いてきた財産を分けてもらえるという女性の計算が働いている
のではないかという邪推も持つ。

 どんなに純粋に恋愛をしていたとしても、ドロドロしたストーリーに仕立てあげたい
のである。若いときは勢いで結婚できる。が、年齢が上がれば上があるほど慎重になり、
周囲の事情や将来的な計算も働くようになる。

 そんなとき、バリバリ仕事をしている女性は年齢差のある年下男性に癒やしを求め、
逆に寄りかかる相手がほしい場合は年齢差のある年上を選びがちになる。が、男性が
年上で再婚の場合、人生経験の豊富さから、相手をとてもいたわり、慈しむ。女性に
とって非常に心地のいいパートナーとなる。

 堺正章とは毎年、レコード大賞で一緒になる。終了後の打ち上げで、出席者の
人となりが見える場面が多々あるのだが、堺正章は非常に細やかな気配りをする。
私たち審査員にも気遣いを見せる。

 彼も若い頃はそうではなかった。偉大なコメディアンを父に持ち、GSのボーカル
としてヒットを連発し、アイドル的存在になり、解散後は役者として成功を収めた。
思い上がりがあった時期もあっただろう。

 が、年齢を重ねたことで、周囲にさりげない配慮のできる円熟味のある豊かな
人間性になっている。加藤茶もまた然り。若い男性は草食系と言われ、軟弱で
頼りなさばかり目立つ昨今、円熟味のある年配男性に惹かれる女性が多いのも
無理はないのかもしれない。

 『夕刊フジ』2011年8月19日号(18日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「新三人娘」CD 投稿者:Takashi  投稿日:2011年08月20日(土)17時35分56秒
さっそく購入して聴いてみました。
なかなかいいです。
DISC2のフォークソング集が新鮮ですね。

「新三人娘」CD発売(11.8.17) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月17日(水)01時13分27秒
 情報をいただきました。ありがとうございます。「新三人娘」のCDが今日発売です。

ヴァリアス
GOLDEN☆BEST 新三人娘 ~天地真理・小柳ルミ子・南沙織~
2011/08/17
通常価格¥3,000(税込)
CD/MHCL-1933
CD2枚組

商品内容
デビュー40周年、新三人娘
GOLDEN☆BESTシリーズ1971年にデビューの国民的アイドルの新三人娘の天地真理、
小柳ルミ子、南沙織の歌声が40年を経てCDで初めて勢揃いしました!(当時、美空ひばり、
江利チエミ、雪村いづみの「三人娘」と区別するために「新」が付けられました)
ヒット・パレード(収録曲中9曲が第1位、残り8曲がオリコンTOP 5)のDiscと
フォーク名曲カバー集のDiscとの2枚組です。お宝写真掲載予定。

収録内容
[DISC:1]
 1. わたしの城下町 / 小柳ルミ子
 2. 17才 / 南沙織
 3. 水色の恋 / 天地真理
 4. お祭りの夜 / 小柳ルミ子
 5. 潮風のメロディ / 南沙織
 6. ちいさな恋 / 天地真理
 7. 瀬戸の花嫁 / 小柳ルミ子
 8. 純潔 / 南沙織
 9. ひとりじゃないの / 天地真理
10. 京のにわか雨 / 小柳ルミ子
11. 哀愁のページ / 南沙織
12. 虹をわたって / 天地真理
13. 漁火恋唄 / 小柳ルミ子
14. 傷つく世代 / 南沙織
15. 若葉のささやき / 天地真理
16. 恋する夏の日 / 天地真理
17. 色づく街 / 南沙織
18. 冬の駅 / 小柳ルミ子

[DISC:2]
 1. この広い野原いっぱい / 小柳ルミ子
 2. 花と小父さん / 天地真理
 3. さらば恋人 / 南沙織
 4. 小さな日記 / 天地真理
 5. 風 / 小柳ルミ子
 6. 涙から明日へ / 天地真理
 7. あの場所から / 南沙織
 8. 或る日突然 / 小柳ルミ子
 9. ひまわりの小径 / 南沙織
10. 知床旅情 / 小柳ルミ子
11. 太陽がくれた季節 / 天地真理
12. 花嫁 / 小柳ルミ子
13. ひとりぼっちの部屋 / 南沙織
14. サルビアの花 / 天地真理
15. 夏色のおもいで / 南沙織
16. 冬物語 / 天地真理
17. 心もよう / 小柳ルミ子
18. あなた / 南沙織

http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=MHCL000001933
クリックで拡大
クリックで拡大

(無題) 投稿者:KAZU  投稿日:2011年08月14日(日)20時53分5秒
凄いなさすがにパセラ。
B面曲も増えてきましたね。
また楽しみが増えました。

ご無沙汰♪ 投稿者:JP  投稿日:2011年08月13日(土)19時20分16秒
久しぶりにカラオケ、パセラのネタです。

新曲として
「いつか逢う人」
「走れクイーンコーラル」が入ってました。

 歌ってきました!
「いつか~」はテンション上がりましたが
 「~クイーンコーラル」はビミョ~?

ならば「ふりむいた朝」入れて欲しいな・・。

NHK「原爆投下 活かされなかった極秘情報」(11.8.6) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月13日(土)18時50分17秒
 NHK「原爆投下 活かされなかった極秘情報」(11.8.6)

 アイドルとは関係ありませんが、あまりに驚く放送があったのでご紹介を。先週の6日夜に
NHK総合で戦争関係の特集が放送されました。

 「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」
 2011年8月6日(土) 午後9時00分~9時58分 NHK総合

 番組の内容を整理して書きます。大体な内容で間違いもあるかも知れませんが、ご容赦を。

 第二次世界大戦末期、米軍は南方に日本爆撃のためのB29用の飛行場を作りました。
グアム島、テニアン島、サイパン島にです。B29は基地との間に無線でやり取りをします。
内容は暗号なので、日本は最後まで解読出来なかったのですが、冒頭の記号だけはわかりました。

 B29は、V○○○とブイのあとに3桁の数字で自分の機と認識させていました。島ごとに
頭一桁が4か5か7と決まっていました。日本の情報部は、そこまではつかんでいました。

 1945年春頃から今までにない6の番号のB29が配備されたのがわかりました。ほかの
番号は100機ちかくの認識番号があるのに、6の番号は十数機しか認識番号がありません。
何のためにあるのかわかりませんでした。

 1945年8月6日午前8時15分に6の番号のB29が広島上空で原爆を投下しました。
情報部は、ようやく6が原爆投下用の爆撃部隊とわかりました。

 情報部はこの情報を大本営本部に伝えましたが、本部は何もしませんでした。

 8月9日午前11時2分に長崎に原爆が投下されています。情報部は、5時間前のB29が
飛行場を離陸する時から来るのを知っていました。でも本部は何もせず、各方面の防空隊にも
何も伝えませんでした。

 これが番組の骨子です。これだけでもビックリする内容です。もうひとつビックリしたのが、
番組中に出てきた搭乗員の話です。その人は、西宮の飛行場から九州北部の飛行場に帰る時、
広島上空手前にいました。

 突然、強い衝撃を受け、乗っていた紫電改は制御が利かずに急降下したそうです。500m
]ほど落ちて、ようやく機体を立て直せたそうです。前を見ると不気味なキノコ雲が見えました。
眼下を見ると、広島の町が無くなっていたのがわかりました。

 NHKはこの情報を数十年前からつかんでいたようですが、ようやく戦後66年になって
発表出来たようです。

 http://www.nhk.or.jp/war-peace/summer/onair01.html
クリックで拡大

NHK「原爆投下 活かされなかった極秘情報」(11.8.6)2  投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月13日(土)18時47分25秒
 NHK「原爆投下 活かされなかった極秘情報」(11.8.6)2

 B29は地上1万メートルを飛行し、ゼロ戦など普通の戦闘機ではたどり着くさえ出来ませんが、
紫電改や雷電などの高高度対応の戦闘機なら攻撃出来ます。

 原爆投下のB29は、単独機で爆撃に来て、護衛は、P51ムスタングが数機だけだったようです。

 日本機も多数で攻撃すれば十分に撃墜可能です。東京大空襲などでは、戦闘機の体当たりで
B29を墜落させてもいます。

 歴史にif(もし)はありませんが、こんな話今まで一度も聞いたことがありません。長崎に
飛来したB29は九州を北上して、小倉に行ったが、天候不良で長崎に向かっています。

 大戦末期とはいえ、日本軍は本土決戦用にいまだ多数の戦闘機を九州一帯に配備しています。

 ほぼ単独で飛来するB29を飛行不能に追い込み、原爆を日本軍が捕獲することも可能だった
かもしれません。

 番組に搭乗した搭乗員も、なぜ知らせてくれなかったと憤慨していました。5時間あれば、
迎撃は十二分に可能です。B29が本土上空に入り、四方八方から攻撃すれば逃げようが
ないのです。歴史に「もし」はありませんが。

『週刊現代』2011年8月20・27日号  投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月13日(土)17時22分37秒
 現在発売中の『週刊現代』2011年8月20・27日号にはアイドル関係の記事が二つ

(1.サウダージ)
 サウダージ(Saudade)は、郷愁、憧憬、などの意味合のポルトガル語です。この間から
「あの日を旅するサウダージ」という記事が連載されています(P100・101)。
過去のある週に起きた出来事を特集しています。

 今週号は、第4回1973年8月8日~8月18日を特集しています。政治や時事の話題や、
その週の音楽・本・映画のランキングも載っています。

 音楽は、シングルレコードの売り上げです。一位:恋する夏の日(天地真理)、二位:
わたしの彼は左きき(麻丘めぐみ)などの10位のランキングになっています。

(2.巻末グラビア)
 カラーグラビアでアイドルの水着写真が載っています。掲載順にアイドルを列記すると。
早見優、石川秀美、倉田まり子、香坂みゆき、麻丘めぐみ、相本久美子、浅野ゆう子

 何となく中途半端な人選です。特集のタイトルは次の通りです。

 「超お宝です!熱い1980年代がいま甦る 人気アイドル奇跡のショット」

 編集者が若いのか、70年と80年をごっちゃにしています。特集の巻末に宣伝があって、
疑問が氷解しました。今度出る写真集からの転載でした。

(写真集データ)
『平凡SPECIAL永久保存版黄金時代アイドル水着写真集』

 マガジンハウス編
 ISBN:9784838722945
 定価:2100円 (税込)
 発売:2011/08/25

 内容紹介
1970年代、80年代は女性アイドルの黄金時代。彼女たちはグラビアアイドルであると
同時に歌手でもあり、ドラマやCM、そして映画にも出演するいわば、「総合アイドル」だった。

 彼女たちが毎号グラビアを飾っていたのが、アイドル月刊誌の『平凡』や『明星』。
本写真集は、当時の『平凡』のグラビアに掲載された水着写真を、再編集したもの。タレント
によっては、『平凡パンチ』の写真を使用していますが、ほとんどが『平凡』の写真だ。

 登場するアイドル(掲載順)は、石川秀美、早見優、松本伊代、榊原郁恵、森尾由美、
伊藤つかさ、井森美幸、芳本美代子、いとうまい子、香坂みゆき、倉田まり子、相本久美子、
麻丘めぐみ、片平なぎさ、浅野ゆう子の15人。当時の写真をすべて保存してあるマガジン
ハウスだから実現できた企画である。
 http://magazineworld.jp/books/all/?gosu=2294
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

『週刊現代』2011年8月20・27日号-2 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月13日(土)17時19分32秒
巻末グラビアとマガジンハウスのHPです。
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大

前田武彦さんご逝去(11.8.5) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月13日(土)14時48分58秒
 前田武彦さんが亡くなられました。デビュー直後のシンシアに「チョコレートモンキー」の
ニックネームを付けた名司会者です。ジョー山中さん、日吉ミミさんもお亡くなりになられました。
ご冥福をお祈りします。

(伝説の歌番組・夜のヒットスタジオを語る)
「歴代司会者考Ⅰ-フリートークの天才・前田武彦と新時代の女性司会者・芳村真理」
 2006-09-23

 夜のヒットスタジオという番組は、何かと司会者の力量や雰囲気に番組の雰囲気が左右され
やすい番組でもありました。そこで、今回は歴代8名の司会者の、夜ヒット司会となるまでの
経緯や番組内での司会スタイルを中心として、「夜ヒット司会者考」という観点から22年の
番組史を検証したいと思います。

 番組スタート当初の司会は前田武彦さん・芳村真理さんのコンビ。60代~50代後半当りの
年代の人にとっての夜ヒット司会者といえばこのコンビ、という人が多分多いと思います。この
2人のコンビでの司会となったきっかけは、以前も番組立ち上げについての記事でも触れた
ようにラジオ番組(ニッポン放送「女性対男性」)でマエタケさんのゲストパートナーを芳村
さんが務めたときのやり取りが、構成作家の塚田茂さんらが大変気に入り、この司会コンビでの
歌謡番組を、ということで夜ヒットが用意されました。

 マエタケさんは、もともとは放送作家としてテレビ放送の黎明期からテレビジョンに関わりあい
を持ち、クレイジーキャッツの名を一躍全国区に押し上げた『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ)
も番組スタート時の主要作家陣の一人として彼も名前を連ねていました。その後、『象印歌の
タイトルマッチ』(NET、現・テレビ朝日)などの審査員として、テレビ番組に自ら顔を出す
ようになったり、1960年代後半に入り、ラジオ番組パーソナリティーを受け持つようになり、
彼の真面目なところあり、毒舌もあり、ユーモアあり、という巧みなフリートークがリスナーの
間で評判となり、それに比例するように、構成作家から放送タレントへと活動の軸足を移すこと
となります。

 「司会者・前田武彦」の名前が一躍クローズアップされたのは、やはり1968年4月に放送
開始されたフジテレビ「お昼のゴールデンショー」から。この番組ではまだ売り出し中であった
コント55号(萩本欽一さん・坂上二郎さん)をアシスタントに従え、生放送であるにも関わらず、
台本をときに度外視しつつ、時間勺に収める見事なフリートークの技量が遺憾なく発揮され、
新たな時代のテレビ司会者のモデル的存在として視聴者にも彼の顔と名前が浸透していくように
なりました。

 そして、同年の秋の「夜のヒットスタジオ」のメイン司会者抜擢がその人気を決定的なものへと
させていきます。マエタケさんや、大橋巨泉さんは、「テレビ司会者」のイメージをいい意味で
「ぶち壊した」画期的な存在でした。彼らが活躍する前のテレビ司会者といえば、大抵は台本
どおりの司会をなぞり、高橋圭三さんや玉置宏さんなどになってくると時に機転の利いたアドリブ
を台本通りのセリフの中は挟み込みつつ進行をするというスタイルが一般的でしたが、マエタケ
さんの場合には後年、「台本通りやったってつまらないだけ」という言葉を仰っていることでも
象徴されるように、とにかく台本から脱線してフリートークを展開しつつ進行も行っていくと
いう当時のテレビ司会者の手法からすれば「異端中の異端」ともいえる手法でした。

 当時の守旧派は当然のように彼の自己主張も織り交ぜた司会スタイルを「生意気だ」とかなり
批判的な目で見ていたようですが、夜ヒットやお昼のゴールデンショー、そして1969年秋
からの「ゲバゲバ90分」や「笑点」への抜擢など、彼の司会番組が軒並み人気番組になって
いくに従い彼の評価は特に若い年代の視聴者を中心に「フリートークの天才」という評価へと
変って行くようになりました。今のテレビ番組でも明石家さんまさんや島田紳助さんの司会
スタイルは「フリートーク」主流の手法ですが、このころのマエタケさんの司会ぶりを見ていた
人からは、「この時代のマエタケには、今のさんまも紳助もかなわない」という評価を良く耳に
することがあります。如何に彼が卓抜したトーク技量を持ち、その発言一つ一つの説得力なり
影響力なりが大きかったがが後年のこのような評価からも窺い知ることができるような気がします。

 また、『夜ヒット』に限定していえば、これもフリートークを展開する中での延長線上での
行動なのであろうと思いますが、歌手やスタッフにもあだ名をつけて呼ぶという点もかなり
特徴的でした。相方の芳村真理さんには上記のラジオ番組でのやり取りから「ナマズのおばさん」、
構成の塚田茂さんには「どんどんクジラ」、そして歌手にも小川知子さんには当時ボーイッシュ
なイメージがあったせいか「金太郎」、布施明さんには鼻の高さから「ピノキオ」、ちあき
なおみさんには「びっくり人形」、南沙織さんには肌が褐色に焼けているところから「チョコ
レートモンキー」、菅原洋一さんには「3日前のハンバーグ」といった具合で初出演する歌手
には大抵あだ名をつける慣例がありました。ただ、これもファンによっては歓迎されず、むしろ
猛抗議を受けたものもあったそうです(例えば、都はるみさんにつけた「海坊主」など)が、
これもそれまでの歌謡番組ではある程度の距離感があった司会者と歌手の存在を繋ぎ合わせる
意味では大きな役割を果たしていたように思います。(以下略)

 伝説の歌番組・夜のヒットスタジオを語る:http://blog.goo.ne.jp/resistance-k/e/13024a7e4d33feaac8baea1ed965850f

(前田武彦さん訃報)
「うつみ宮土理、号泣「残念」前田さん死去」
 2011.8.6 05:02

 “マエタケ”の愛称で親しまれた放送作家でタレントの前田武彦(まえだ・たけひこ)さんが
5日午前11時16分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。
82歳だった。テレビ草創期から活躍、台本を無視したフリートークとウイットがきいた話術で
人気に。フジテレビ系「夜のヒットスタジオ」や日本テレビ系「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」
など司会を務めた番組は大ヒットした。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れ会を開く予定。

 前田さんと「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」で共演した女優のうつみ宮土理(67)は5日夜、
東京・青葉台のキンケロ・シアターで主演舞台「秋波」の終演後に会見。「前武さんなくして
ケロンパは誕生しませんでした」と号泣した。

 うつみの愛称「ケロンパ」は、同番組で共演者から「ブス、デブ」とからかわれても、気にせず
平気な顔をしていたことから、前田さんが「よくケロッと受け答えできるね」と驚き、うつみが
当時出演していた日本テレビ系幼児向け番組「ロンパールーム」と合わせ名付けたという。

 うつみは「常に人を褒める人で、ずいぶん引っ張ってもらい感謝しています。もう一度一緒に
お仕事をしたかった。残念です」と唇をかんだ。

 http://www.sanspo.com/geino/news/110806/gnj1108060502004-n1.htm

(ジョー山中さん訃報)
「ジョー山中さん、肺がんのため死去」
 2011.8.8 05:07

 1977年の大ヒット曲「人間の証明のテーマ」などで知られるロック歌手、ジョー山中
(本名・山中明)さんが7日午前6時56分、肺がんのため神奈川・自衛隊横須賀病院で
死去した。64歳だった。3オクターブの絶叫調の歌声を武器に、日本のロック黎明期を
リード。昨年2月に肺がんが見つかり、活動休止しながらも、今年5月に東日本大震災の
被災者支援チャリティーライブに出演。最後までロック魂を“証明”した。

 http://www.sanspo.com/geino/news/110808/gnj1108080549020-n1.htm

(日吉ミミさん訃報)
「日吉ミミさん、すい臓がんで死去」
 2011.8.11 18:11

 歌手、日吉ミミさん(本名・黒岩和子)が、10日午前5時30分、すい臓がんのため
死去したことが11日、わかった。所属事務所が11日に発表した。64歳だった。葬儀は
故人と遺族の意思により、親族のみによる家族葬ですませた。

 日吉さんは1967年に池和子としてデビュー。69年に日吉ミミに改名し、翌70年に
「男と女のお話」、「男と女の数え唄」が大ヒット。その年のNHK紅白歌合戦にも出場した。

 08年にすい臓がんが発見され入院、手術し一時は復帰したものの今春から再び体調を崩し
入院していた。

 http://www.sanspo.com/geino/news/110811/gnj1108111812021-n1.htm

「時代のサカイ目」第二十七回(11.8.11) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月11日(木)23時28分0秒
「時代のサカイ目」第二十七回(11.8.11)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第二十七回「高岡蒼甫に翻弄される宮崎あおい」

 俳優同士の結婚は、追いかけっこをしたりかくれんぼしたり、なかなか愉しく、
めまぐるしそうである。元宝塚の娘役だった檀れいが結婚した。お相手は王子キャラの及川光博。

 檀は月組トップスターだった男役の真琴つばさの相手役として、入団7年目にして月組トップ
娘役に就任。真琴退団後は星組の湖月わたるの相手役として星組トップ娘役の座を射止めたが、
2005年に退団。

 ビールのCMのイメージもあってか、中高年男性人気が高く、結婚前は「息子の嫁に」の声も
多かった。ドラマ『相棒』の一度だけの共演がきっかけで結婚に
繋がったようだが、及川は自ら“王子”と称し、王子キャラで通してきたこともあって、どこか
宝塚の男版のにおいがする。月組、星組のトップ娘役が、三たび
選んだ男役は王子様だったというわけだ。

 檀のビールのCMと相前後して同じような時間帯に流れるのが、小雪が出演するウイスキーのCM。
松山ケンイチと結婚してからCMでしか見かけなくなった小雪だが、それはセルフプロデュース
戦略ではないかと思えるフシがある。

 結婚で小雪のミステリアスが消えつつあることがわかっているために、結婚の話題が視聴者の
頭から完全に離れるまで、間を置いているのか。

 惜しいと言えば惜しいが、先々の女優としての方向性を考えると、CMだけの露出はイメージ
作りにはもってこいである。

 その間、松山ケンイチは精力的に作品に出続けている。『GANTZ』で硬を出せば、
『うさぎドロップ』では柔を見せる。これも小雪の後押しがあってこそのことだろう。

 夫は妻の後押しがある方が役者として伸びていく。逆に、妻は、夫を支えているという強い意識
があった方が凛と輝ける。

 高岡蒼甫と宮崎あおい夫婦も、いい距離感でやってきた。が、高岡の一連のツイッター騒動で、
夫婦関係についても様々な報道がなされている。

 三島由紀夫の『金閣寺』のNY公演のため日本を離れていた高岡。日本にいた宮崎とは連絡を
取り合っていたという。夫婦とはいえ、考え方や思想は別物だと
釘を刺し、妻を守る様子を見せた高岡だが、自身は荒波にさらされ続けている。今、いちばん妻の
後押しがほしいのは高岡のはずだ。

 結婚は、確かに、ある意味追いかけっこ。片方が突っ走り、片方が追い上げながらも追い越さない
ように追いかける。また前を走る夫にいつもその後ろにいる
妻の存在を実感させていると、安心の上にあぐらをかいてしまうので、たまに妻は追いかけるのを
やめて柱の陰に隠れて様子を伺う。そして再びタイミングを見
計らって追いかけ追い上げ始める。

 この間合いが絶妙な夫婦ほど、互いが刺激し合って夫婦としても役者としてもステップアップ
できる。高岡・宮崎夫婦は、自分たちには自分たちの夫婦の形が
あると言うが、女優という仕事柄、スポンサーの意向もある、事務所の考え方もある。それらを
汲み取りながらの生き方を通すのはなかなか大変である。

 女優と個人の葛藤。その擦り合わせで疲弊してしまうと、女優も個人も共倒れしかねない。
そろそろ宮崎も、柱の陰に隠れるかくれんぼはやめて、自身の意志の強さを見せるときがきている。

 『夕刊フジ』2011年8月12日号(11日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」第二十六回(11.8.4) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月10日(水)22時52分43秒
「時代のサカイ目」第二十六回(11.8.4)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第二十六回「B'z、いきもの、ドリカムの暑い夏」

 B'zの北米ツアーが大成功を収めた。カナダ、サンフランシスコ、ロサンゼルスを回る北米
ツアーは、実に8年ぶり3回目。ギターの松本孝弘が今年2月、ラリー・カールトンと共作した
アルバムで米音楽界最高の名誉とされる第53回グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメン
タル・アルバム賞を受賞したことで、現地からツアーの要望が相次ぎ、実現した。

 ちなみに、ロスはB'zにとってレコーディングスタジオを構える地でもあり、ライブ会場の
クラブ・ノキアは松本のグラミー賞授賞式が行われたステイプルズセンターに隣接していること
もあり、思い入れの深い場所でもあった。チケットはこれまで同様、現地販売のみ。日本から
ツアーを組んで観客を連れて行くわけでもないが、チケットは完売。

 ステージでは、お馴染みのヒット曲を英語バージョンで歌い、観客は一気にヒートアップ。
まさに“世界のB'z”を見せつけた。日本でのツアーは、被災地の人たちを勇気づけたいと
いう彼らの強い希望で、宮城を皮切りに、全国12カ所を回る。

 暑い夏のコンサートといえば、夏男・TUBEの前田亘輝。前田が歌ったのは、TUBEの
ステージではなく、いきものがかりの横浜スタジアムでのライブ。いきものがかりからのオファー
に応えての、サプライズゲストとして登場した。

 “いきものがかり係”と書かれたTシャツを着た前田の突然の登場、熱唱に、客席は沸きに
沸いた。昨年のオリコンが実施した「好きなアーティストランキング」で嵐に次ぐ2位だった
いきものがかり。

 前田に8月27日の東日本大震災復興支援ライブに誘われ、その場で快諾したことで、
いきものがかりの出演が決まるというハプニングに客席は拍手喝采した。このステージの様子は、
国内の映画館、香港、台湾の映画館でも同時生中継された。

 まだまだ震災の爪痕は癒されないままだが、震災直後に『何度でも』で日本中を励まし続け、
ダウンロードの収益を全額寄付するなど、継続的に被災地支援を行っているのがドリカム。

 復興支援ベスト盤では、アーティスト収益を全額寄付。今度は復興支援Tシャツを“美和”に
ちなんで3800枚限定販売し、1着につき1000円を寄付す
る。そんな彼らの4年に1度のコンサート『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME 
TRUE WONDERLAND 2011全ての愛引き受けました』がスタートした。

 音楽への愛、大切な人への愛、東日本への愛など、日本のすべてを愛のエネルギーでいっぱい
にして、史上最強のパワースポットにしてみんなを元気付けよう、がテーマ。ツアーでは、
全249曲の中から半年間リクエストを取り、選ばれた曲を歌う。

 更には震災発生後、被災地からリクエストが多かった『何度でも』を直接被災者に届けたい
という思いから、岩手、宮城、福島でのライブが急遽決定。

 例年以上に暑い夏。被災地復興への思いを支援に変えるべく、アーティストたちが熱い思いを
歌に込めて列島を駆け巡る。

 『夕刊フジ』2011年8月5日号(4日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」第二十五回(11.7.28) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月10日(水)22時33分29秒
「時代のサカイ目」第二十五回(11.7.28)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第二十五回「「女子力」発揮する西野カナ」

 4カ月ぶりの明るいニュースに、日本中が沸いている。サッカー女子W杯で優勝した21人の
なでしこたちの快進撃が、震災からの復興に四苦八苦している国民を勇気づけた。

 1カ月前、中部国際空港からW杯開催地のドイツに出発したとき、集まった報道陣はわずか10人。
それが優勝トロフィーを携えての帰国には、世界中から260人の報道陣が集まった。

 小柄な“なでしこ”たちをはるかに上回る体格の強豪・ドイツ、米国を破っての、結果としての
“優勝”もさることながら、どの試合においても見せてくれ
た、とことん粘る力、絶対にあきらめない心、圧倒的な信頼関係、そして努力に裏打ちされた技術に
世界中が敬服したからである。

 彼女たちはただサッカーで世界の頂点を目指しただけではない。日本では報道されなかったが、
アメリカで賛辞が寄せられた澤穂希のコメントが物語る。「勝つことで何かを失った人、誰かを
失った人、ケガをした人や傷ついた人が、一瞬でも楽になってくれたら自分たちは本当の意味で
特別なことを成し遂げたことになる。復興を頑張っている日本の代表だから、復興をあきらめない
気持ちをプレーで見せたかった」

 日の丸を背負う意味の重みを、なでしこたちは受け止めて闘っていたのだ。まさに大和撫子。
努力を重ね、勝利を信じて突き進む。絶対にあきらめない、折れない心。女であることを武器に
するのが女子力ではない。女子力とは、芯があり、筋の通った強さである。

 女優では堀北真希。デビュー当時は、美少女ぶりが際立ち、アイドル女優だと見られていたが、
着実に演技力を身に付け、今や若手実力派と呼ばれる女優に成長している。素顔は姐御肌で
曲がったことが嫌いな行動派、ジムに通うスポーツレディー。それでいて和服を自分で着られる
日本女性の一面や、は虫類が好きという面も持つ。

 視界は広い方がいい。特に若いうちは、全方向にアンテナを向け、常に吸収しながら成長する
ことで、演技に深みが増してくる。そこに女性としての視点が加わわれば、確固たる女子力を身に
つけられる。

 ケータイ世代のカリスマ・西野カナにも女子力を感じる。彼女の書く詞には対話があり、
メッセージがある。日常がそのまま描かれていると思わせる言葉の使い方で、嘘がないと感じさせる
ほどのナチュラルさである。

 それは、常に彼女が周囲を観察し、鮮度を保っているからだとみる。例えば売れっ子になり、
ミリオンを立て続けに飛ばすようになると、自分がアーティストだと錯覚に陥りがち。スタッフも
売れっ子に対して持ち上げ、どこか天狗にさせてしまう。

 ところがアーティストを自負し始めると、化粧で言えば厚塗り、食品で言えば添加物を入れて
しまいがち。売れっ子時代を少しでも長くしよう、賞味期限を延ばそうと画策し始めるのだ。

 が、それは結局はメッキ。いつか剥がれて、見向きもされなくなる。メッキの代わりに女子力が
あれば、人気に変動はあっても常に力を蓄え、前に向いて努力を重ね続ける。だからこそ、ココゾの
大一番で決定的な勝機をもぎ取れる。

 努力の『努』は、女がまたしても力をつけると書く。男ではなく、女であることに納得せざるを得ない。

 『夕刊フジ』2011年7月29日号(28日発行)第17面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」第二十四回(11.7.21) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月10日(水)22時10分44秒
「時代のサカイ目」第二十四回(11.7.21)

『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』

第二十四回「日テレ西尾由佳理アナの今後とフジ高橋真麻アナのカラオケ」

 夏空の下、女子アナたちが賑やかしい。好感度No1女子アナの西尾由佳理が、8月いっぱいで
日本テレビを退社する。

 西尾アナと言えば、羽鳥慎一と組んで『ズームイン!SUPER』の司会のほか、日テレの
看板アナとして活躍してきた。

 昨年CMプランナーと結婚したときも、羽鳥アナがフリーになったときも、西尾も退社するの
では、と騒がれたが、局に残った。

 「入社からまる10年ということで、区切りをつけたかった」とはいうものの、日テレの給料
が賃金改定で大幅に下がることが引き金になったのだろう。

 新人から看板アナに育てられ、人気も実力も定着した頃に退社してフリーになるアナウンサー
たち。しかし繋ぎ止めておくためには、仕事だけでなく、待遇面でも確たるものがなければ離れて
いくのは仕方ない。

 アイドルから女子アナに転身したのが、紺野あさ美。高認資格を取り、大学受験をし、慶大を
卒業してテレビ東京に入社。モー娘。のオーディションに合格する前は、北海道でオール5を
取るほどの優秀な中学生だった。

 アイドルとなり、学校に通う時間さえないほどの忙しさで、結局、高校に通えず中退。モー娘。
を卒業後、そのままタレントでいることもできただろうが、“今”の人気に流されずに、生来の
真面目さで自分の将来を考えた。

 子供の頃からの夢であるアナウンサーになろうと強く思い、大学受験、就職試験を経て今がある。

 アイドルの転身は何かと騒がれやすい。ましては一世を風靡したモーニング娘。は、二世タレント
が何をしても親の七光という色眼鏡で見られるように、しばらくは“元モー娘。”という肩書きが
ついて回る。

 本人は、失敗したときに、元アイドルだからと言われないように頑張る、と決意を新たにして
いたが、
ある意味“元アイドル”を武器にした方がいい。何をしてもよくも悪くも、しばらくはついて回る
肩書なのだから。

 この肩書が外れて、“テレビ東京アナウンサー紺野あさ美”だけになったときが、アナウンサー
としてのスタートラインでもある。他の女子アナより注目度が高い分、ハードルも高い。持ち前の
真面目さで、時には軽やかに跳んでほしいものである。

 フジテレビの高橋真麻が本業以外で注目されている。『お台場合衆国2011』で毎朝、『マーサ
の朝唄』と題して、得意のカラオケを披露しているのだ。それも、自前のドレスを着てノリノリで
歌っている。

 大学時代、声楽を習っていたというだけあって、女子アナでピカイチといわれる歌唱力。オハコは
『シンデレラ・ハネムーン』。得意なのは『瀬戸の花嫁』『真っ赤な太陽』などの昭和歌謡だが、
リクエストに応じる形で毎朝20分、野外のステージに立つ。

 彼女の局アナとしてのポジションは微妙で、原稿は読めるがアドリブがきかないと言われ、局と
しては使いづらいタイプのようだ。ただ本人はお嬢さま育ちで性格も良く、サービス精神旺盛な
ことで誰からも好かれる“愛されキャラ”。

 節電で例年以上に暑い夏を乗り切るための、賑やかな応援団としてはうってつけなのかもしれない。

 『夕刊フジ』2011年7月22日号(21日発行)第17面(毎週木曜日連載)

フジテレビうたのなつまつりで「17才」(11.8.6) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年08月06日(土)19時56分3秒
 本日、『FNS歌謡祭 うたのなつまつり2011』が放送されています。フジテレビで
午後7時から午後11時10分までの放送です。

 選ばれた200曲を200位からカウントダウンで発表され、途中に会場の様子や特集VTRが
流れるようです。

 19時半35分ころから10分ほど「昭和アイドル列伝」という特集をしていました。「アイドル
が最も輝いていた1970~80年代」を紹介するということで、女性アイドルを紹介していました。

 「まずはこの方から。フレッシュな魅力でこの年の新人賞を総なめにしました」とかの男性
ナレーターの声。1971年の日本歌謡大賞新人賞受賞時と思われる「17才」を歌う映像が
流れました。

 イントロで、ロージーとお母さんがシンシアに抱き付いて、シンシアが歌う場面が流れました。

 この番組では歌名や歌手名などは文字テロップだけが流れるようです。先月24日の地上デジタル
放送移行の後、我が家のTVは携帯用の3型の液晶TVだけになったので、画像は流せません。
ごめんなさい。

 http://www.fujitv.co.jp/FNS/index.html

 Cynthia Street 現在の伝言板

伝言板の入口に戻る
2011年09月    の伝言板を読む
2011年07月    の伝言板を読む

Cynthia Street の目次ページに戻る