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2011年10月 の伝言板を読む
2011年08月 の伝言板を読む
情報ありがとうございます。輝信さんがゲストで出演したのは、関西を中心に 放送されている番組ですね。『上沼・高田のクギズケ!』という番組です。 一度も見たことないのですが、番組中にゲスト二人が「おすすめ品」を 紹介するようです。 輝信さんのおすすめが、六本木与太呂の「どんう」です。うどんでなく 「どんう」です。そうめんもあってこちらは「めんそ」です。 さっそく取り寄せたいと思うのですが、五千円というお値段に二の足が…。 いつか取り寄せた時に感想を投稿したいと思います。 六本木与太呂:http://www.roppongi-yotaro.com/index.html クギズケ:http://www.ytv.co.jp/kugizuke/
日曜日昼、上沼恵美子さん・高田順次さん司会番組に、篠山輝信さんがゲスト出演し、 篠山家お取り寄せが紹介されました。「六本木与太呂どんう」ワンセット500円からの、 うどんとツユのセットです。私も取り寄せて食べてみようと思ってます。 此処ではもう有名な話だったですか?
現在発売中の『週刊女性』2011年10月4日号の情報です。 巻頭カラーグラビアにブロマイド特集があります。 「独占公開! 創業90周年特別カラー企画 マルベル堂 華麗なるプロマイドの歴史」 7ページのグラビアで、歴史順にスターのプロマイドが載っています。残念ながら シンシアの写真はありません。 主婦と生活社:http://www.shufu.co.jp/
『週刊女性』マルベル堂(11.10.4号)2
「天地真理・小柳ルミ子・南沙織・玉置宏 ロッテ歌のアルバム」で 検索してみてください。 you tubeで懐かしいのが聴けますよ。
『ヘイ!ヘイ!ヘイ!』(『HEY! HEY! HEY!』 or 『HEY!×3』)は、フジテレビの 音楽番組です。毎週月曜日の20時からの1番組です。明日(11.9.26)は、19時からの 2時間特番「元気が湧いてくる!アイドルの祭典スペシャル!!」(19:00~20:54)の 放送です。過去のアイドル映像も沢山出るようです。 http://www.fujitv.co.jp/HEY/index.html
日本テレビで毎週木曜日の21時からの1時間番組、『秘密のケンミンショー』の 名物コーナーが「連続転勤ドラマ 辞令は突然に…」です。次回(11.10.6)から2回は 沖縄に赴任です。楽しみです。 http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/secret/drama/index.html
『時代が選んだNo.1 永遠の名曲歌謡祭3』 テレビ朝日 2011年9月23日(金) 19:00~21:48 昨日放送されたテレビ朝日の三時間特番『永遠の名曲歌謡祭』、今回が第3回だそうです。 (みどころ) 1960年代・70年代を中心にヒットした歌謡曲、演歌などの中から、日本歌謡大賞、 レコード大賞、オリコン1位獲得など、時代のNo.1に輝いた永遠の名曲ばかりを、 ゲストの歌声と秘蔵VTRで紹介する大人のための音楽番組。第3弾の今回は、 デュエットソング、ムード歌謡、シャンソンなどにもスポットを当てる。司会は 前回に引き続きフリーアナウンサーの宮本隆治と、女優の片平なぎさ。 「旅情曲特集」、「青春歌謡特集」、「三木たかし名曲集」などテーマを絞って 名曲をVTRで紹介。スタジオにはVTRにちなんだゲストが登場し、今も輝き続ける 永遠の名曲を熱唱する。さらに、「名曲誕生当時の秘蔵映像」や「受賞映像」、 「音楽以外でのテレビ出演映像」など貴重な映像とともにトークを展開する。 (三人娘特集) 今までの2回ではシンシアの映像は取り上げられなかったと思います。今回も事前の 情報では、出ないと思われましたが、念のため録画して先ほど見たら、「三人娘」特集が 組まれていました。 番組が始まって2時間ちょうど経ったあたりに、三人娘が特集されました。最初は、 「元祖三人娘」として、美空ひばりさん、江利チエミさん、雪村いづみさんの映像が 流れました。 続いて「スパーク三人娘」として、中尾ミエさん、伊東ゆかりさん、園まりさんが 特集されます。三人は生で出演しています。今回初めて知ったのですが、三人は渡辺 プロ所属で、当時のテレビショー「スパークショー」でマスコットガールをしていた ので、コンビ結成のきっかけだそうです。 来年でコンビ結成50周年になるそうです。お三方ともとても元気で声に張りが ありました。 最後は、(私にとって)真打登場、新三人娘のご登場です。女性ナレーターが言います。 「昭和46年新たな三人娘が誕生。ルミ子、シンシア、真理ちゃん、の新三人娘」 愛称で名前を呼ぶのを、初めて聞きました。ちょっと感激(^o^)。 画面には「スーパーアイドル三人娘」とテロップが流れ、小柳ルミ子さん、南沙織さん、 天地真理さんが並んだ写真が出ます。 シンシアは、1971年の日本歌謡大賞新人賞受賞時の「17才」の映像が二十秒ほど 流れました。天地真理さんは、「恋する夏の日」の1973年の歌番組の映像です。 小柳ルミ子さんは、放送音楽新人賞を受賞した時の映像です。「私の城下町」を 歌いますが、途中で感極まって泣いてしまいます。ここで再度イントロが流れ、 映像がスタジオの本人になって、生で歌うルミ子さんが映りました。
『時代が選んだNo.1 永遠の名曲歌謡祭3』 テレビ朝日 2011年9月23日(金) 19:00~21:48 (番組概要) 青春時代を彩ったフォーク&ニューミュージック 誰もが心をときめかせた珠玉の歌謡曲 大人たちの琴線に触れる演歌の名曲… そんな今も心にしみる“永遠の名曲”の数々を、ゲストの歌声と秘蔵VTRで送る3時間! 日本レコード大賞、日本歌謡大賞、オリコンチャート1位獲得など、No.1に輝いたことのある 豪華アーティストがスタジオに登場し「時代が選んだNo.1」名曲の数々を熱唱します! また、ヒット曲当時の秘蔵映像や貴重なモノマネ映像も登場! 今なお輝き続ける永遠の名曲の数々を、豪華アーティストたちと共にお送りします! (出演者) MC 宮本隆治 片平なぎさ 伊東ゆかり ♪小指の想い出 岩崎宏美 ♪聖母たちのララバイ ♪思秋期 太田裕美 ♪木綿のハンカチーフ 小椋佳 ♪さらば青春 加藤登紀子 ♪知床旅情 ♪ひとり寝の子守唄 加山雄三 ♪海 その愛 ♪夜空の星~お嫁においで~ブラック・サンド・ビーチ(インスト) ~君といつまでも 小柳ルミ子 ♪瀬戸の花嫁 ♪わたしの城下町 今陽子 ♪涙の季節 西城秀樹 ♪若き獅子たち 坂本冬美 ♪夜桜お七 菅原洋一 ♪知りたくないの 園まり ♪逢いたくて逢いたくて 中尾ミエ ♪片想い 中村雅俊 ♪心の色 布施明 ♪霧の摩周湖 ペギー葉山 ♪学生時代 八代亜紀 ♪愛の終着駅 由紀さおり ♪夜明けのスキャット 小椋佳&中村雅俊 ♪ただお前がいい 3人娘(伊東ゆかり・中尾ミエ・園まり)メドレー ♪ヴァケーション~ロコモーション ~太陽はひとりぼっち~可愛いベイビー~ボーイ・ハント ※出演者および歌唱曲は変更となる場合があります。
「時代のサカイ目」第三十三回(11.9.22) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第三十三回「沢田研二63歳のチャレンジ」 このところ、シニアタレントの話題というと、年齢差のある女性との再婚話がお決まりの ようになっている。おめでたいことはいいのだが、芸能人である以上、仕事で健在ぶりを アピールしてほしい。 その筆頭が沢田研二。60年代後半のGSブームで頂点を極めていたザ・タイガースの ジュリーこと沢田研二は、その端正で美しい顔立ちで10代の少女を中心に、20~30代 の女性の熱狂的な人気を博した。 そんな沢田も63歳。年に一枚のペースで新曲を発表し、毎年、コンサートツアーで 全国を回る。今年も、9月から全国31カ所をツアーしているが、チケットは一部都市を 除き、ほぼ売り切れ状態という人気ぶり。 今年は特に、1971年の解散以来初めてステージに上がるという、ピーこと瞳みのるが ドラムで参加。ギターのタローこと森本太郎、ベースのサリーこと今や怪優として名高い 岸部一徳も同じステージに立つ。瞳は私立高校の教師として長く教鞭を取り、どんな誘いが あっても芸能界に戻ってこなかっただけに、ファンには待望のステージと言える。 それにしても沢田は若い頃に比べてかなり体格がいい。妻の田中裕子ともども酒を嗜むと いうこともあるだろうが、もう少し、ビジュアル面にも気を配ってはどうか。 沢田は昨年、“音楽で日本を元気に”をテーマにGSの先輩であるワイルドワンズと コラボしたアルバムを発売。アラカン世代の歌う極上のポップスとして話題になったが、 そのワイルドワンズもまた、毎年コンサートツアーを行っている。 リーダーの加瀬邦彦を中心に鳥塚しげき、植田芳暁、島英一の4人それぞれが、ワイルド ワンズの他に活躍の場を持っているのが、彼らの特徴。若い頃のように一筋でないことが、 かえって肩の力を抜いているようで自然体に見えるのは、年齢の積み重ねからくる落ち着き のせいだろうか。 中でも加瀬邦彦は、沢田研二のプロデューサーでもあり、加山雄三&ハイパーランチャーズ のプロデューサーでもある。加山雄三は彼らよりももうひと世代上の74歳。歌声も風貌も 年齢を全く感じさせず、むしろ円熟味の増した声で、歌に安定感を加える。 加山と同世代なのがミッキー・カーチス。戦後、ロカビリー歌手として一世を風靡し、 俳優、タレントとしても活躍しながら音楽プロデューサーに転身、矢沢永吉のいたキャロル を担当。 また役者としても、存在感のある役どころで起用されることが多いが、来年公開の映画 『ロボジー』の主演をオーディションで勝ち取り、子どものころ憧れていた名前の五十嵐 信次郎で73歳の新人俳優として主演している。頑固じいさんと二足歩行のロボットの ふれあいを描いたコメディー映画だが、誰よりもミッキー・カーチス本人が映画を楽しんだ ようだ。 彼はさらに、落語家の立川談志と出会い、落語家ミッキー・カーチスとして高座に上がる こともある。人生90年代。まだまだ第一線で活躍するシニアたちにエールを送りたい。 『夕刊フジ』2011年9月23日号(22日発行)第19面(毎週木曜日連載)
「時代のサカイ目」第三十二回(11.9.15) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第三十二回「小雪、木村佳乃 出産後はどんな女優になるか」 小雪が妊娠を発表した。来年2月に出産予定で、産休を取った後、女優に復帰するという。 小雪は、4月に松山ケンイチとの入籍を発表してから、しばらく公の場に姿を現さなかったが、 8月に映画『探偵はBARにいる』の完成披露試写会の舞台挨拶に登場。 ややふっくらとした顔が、幸せな結婚生活を物語っているように見えた。が、どうやら 妊娠が原因だったようだ。小雪といえば大人の落ちついた女性というイメージが定着して いる。些細なことには動じず、ふんわりとした笑顔で向き合う相手を包み込む。 妊娠でウイスキーのCMを降板したが、グラスを片手に微笑むCMはまさにピッタリだった。 そこには母親のイメージは微塵も感じさせなかったが、母性の深さは見え隠れしていた。 その小雪が母になる。出産、育児を経験して、どう磨かれていくのか、楽しみである。 東山紀之と結婚した木村佳乃も12月に出産予定。妊娠6カ月のときに行われたドラマの 記者会見に、ヒール靴を履いて現れた。妊婦でヒールとは、女優根性を見たようだった。 胎児を気づかう質問が飛ぶと「ありがとうございます」と笑顔を見せたときのあの柔和な 微笑みは、どんなに表現力豊かな女優でも作れるも のではない。 母になるとはそういうものだ。ましてや母親のイメージがなかった木村。出産後にどんな 変貌を遂げ、表現力を身につけるのか、期待が持てる。 ただ、女優が私生活で母になったとき、“母”という役割に溺れる人と、人間的に強く なる人がいる。強くなる人は母性が強く、しばらく育児に没頭し、家庭を切り盛りする ことをメインに置くので、しばらく仕事から遠ざかる。逆に、役割に溺れる場合は、 意外と早く復帰する。 母親の役割に溺れるのは自己愛の強さでもあり、セルフプロデュース力でもある。 決して母性の強さではない。それは女優としてステップアップするための原動力でも ある。出産後、大女優へと変貌を遂げていった人たちの多くが役割に溺れていた。 裏を返せば、家庭が仮面になってしまう危険性を孕む。 母親ではなく、母親を演じている女優が育児をする。それがいいことかどうかは、 誰のどの立場から見るかで答えは違ってくる。子育ては仕事の合間にできることでは ない。子育ても仕事もそれぞれにめいっぱい力投しなければ、いいものは作れない。 が、女優が母親業をこなそうとすると、母親を演じてしまう。理想の母親像を描き、 自作自演して悦に入る。往々にしてそれは、子どもを甘やかすことになり、お金で 解決をするような育て方になりがち。 実際、それで親に甘ったれて育ってしまい、道を踏み外したJr.たちを散々見て きた。母親として子どもに溺れるか、女優として芝居に溺れるか、その究極の選択が 来たとき、女優たちの“業=ごう”が見えてくる。 『夕刊フジ』2011年9月16日号(15日発行)第17面(毎週木曜日連載)
永井良和さんの『南沙織がいたころ』が発売されました。都内では、多くの本屋で 平積みにされています。本屋の新書の場所で探して下さい。 よくまあ調べたと思えるほど情報が満載され、シンシアの現役時代、引退後にも 言及し、沖縄の基地問題、アイドル歌謡にもページを割いています。 小見出しがよく出来ていて、情報がコンパクトにまとめられています。 シンシアファン必携の一冊です。
デビュー40周年の今年、よもや本屋で平積みの本を見れるとは…。○○○感激!
表紙の見開き 帯と冊子
『南沙織がいたころ』 (目次) 【序章:沙織さんの歌声が聞こえる】 思い出話だけではなく/同じ時代を生きていること 【第一章:「17才」まで 爆音のなかで】 1971年・夏/「奄美大島」出身の「ハーフ」 「お父さん」はフィリピン人?/「生みの親は…」という発言 混乱する情報/「作品としての南沙織」/日本人ばなれした… 家族の肖像/多文化・多民族/シンシアという名前 病気とたたかいながら/ロックとグループ・サウンズ 一枚のハガキ/レコード・デビュー/スカウト/東京へ 酒井政利さんと出会う/CBS・ソニー/筒美京平さんと出会う 洋楽の楽しさを伝える/作詞家・有馬三恵子さん 名づけ親/謎の新人/プロフィール 【第二章:デビュー1年目 歓声をあびて】 ジャケット写真/テレビ出演/チャートを急上昇/表紙を飾る 転校/引っぱりだこ/「普通の女の子」/紅白出場/三人娘 学校に行けず…/スキャンダルにまきこまれる プライバシーは守られず/プロダクションをかわる 入院/引退宣言/ふるさと沖縄へ/邪推/少年少女の気もち 『純潔』/ファンの励まし/シング・オン・サオリ/ファンと歌手 シンシア・ファンクラブ/郵便がつなぐ縁/ファンのプロフィール 【第三章:20才まえ 新しい音づくり】 プロ意識/おとなしいステージ Say,do you know what loneliness is?/「おねがい、だいじにしてね」 新しい出会い/泉谷しげるさん、加藤登紀子さん/堅実に生きる アイドル時代/卒業/不安定な日常/『夏の感情』のころ/すれちがい 大学にすすむ/『シンシア』/くらべる/女子大生シンガー テレビの「録音」/レコードを聴くこと/雑誌の切り抜き 【第四章:はたちをすぎて アイドル歌謡とニューミュージックのはざま】 ただの歌手に/ロサンゼルス録音/『人恋しくて』 ランラン歌手/出生の秘密/「ハーフ」を生きる 『哀しい妖精』/二度目の移籍/女性シンガーの曲を歌う 引退へ/二十四歳のバースデー/晴れやかに ひとりで出した結論/三人娘それぞれ/結婚 【第五章:歌声に耳をかたむける】 筒美サウンドの表現者として/「声」の強さ/Jポップの流れ ひとりひとりが聴く音楽/紅白での復帰/家族のために シンシアから南沙織へ/沖縄らしさ/ウチナーではない沖縄出身者 どちらの側か/知らなかったこと/『うみ そら かわ』 【第六章:それぞらのサオリストたちへ 産声とともに】 サオリと名づける/「エルメス」/名づけの文化史/ひろがるサオリ 人名漢字の追加/十代ファンが子育て期に/沖縄ブームのあと 社会の記憶として/心の記憶と装置の記録 【第七章:国のちから、家族のきずな オキナワの声】 華のある少女/語り継ごうとすること/「時代の子」 失われたシンシアをさがして/自分と家族とファンと 復帰記念式典/おしつけられた沖縄/アメラジアン/お父さんのオキナワ 国ぐにの力に翻弄されて/島じまの歴史/世がわり 基地の島から来た少女/笑顔の奥に 【あとがき】 【参考文献・資料一覧】 永井良和(ながい・よしかず)著 2011年9月30日初版
石丸電気本店で買いました。エスカレーターを上った先の、一番いい場所にDVDが 置かれています。台の上に、19型ほどのテレビが置かれ、テレビの外側を特製の ディスプレーが囲っています。テレビではDVDの映像をエンドレスに流しています。 テレビの前にはDVDと明治チェルシーの唄のCDも置かれています。製品は、 板チョコ篇、チョコ・キャラメル・キャンディ篇、スナック篇の3つと、まとめた ボックスの4種類です。 ボックスを買いました。ボックスは茶色いチョコレートをあしらったデザインの 紙箱とポスターをまとめた小冊子、3つのDVDからなります。 見た感想なのですが、満足度8割な感じです。半分のCMが白黒映像で、古い 懐かしいCMを見れて嬉しいです。カールおじさんのCMはほぼ全部網羅している と思います。 カールおじさんはアニメなので著作権の問題はないと思います。逆に著作権の 問題で収録されていないCMも多いです。これが不満の2割です。 マーブルチョコレートのCMは全く載っていません。「マーブル・マーブル・ マーブル・マーブル・マーブルチョコレート」の唄でおなじみのロングセラー 商品です。見たかった。 もう一つ、タイガースのチョコレートのCMが全く載っていません。 「チョコレートは明治」をジュリーの声で聞きたかった。チェルシーのCMは、 ほとんどシモンズの唄で、シンシアのは載っていません。まあこれはしょうが ないでしょうが。 ファンとしてはチェルシーのCMが載っているチョコ・キャラメル・キャンディ篇 がいいでしょうが、見て面白いのはカールおじさんのCMが見れるスナック篇です。 キングレコード:http://www.kingrecords.co.jp/cs/default.aspx DVDBOX:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-9903/ 板チョコ篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-903/ チョコ・キャラメル・キャンディ篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-904/ スナック篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-905/
下に投稿した『日刊ゲンダイ』の同じ日の号に面白い話が載っていたので転載します。 『ALWAYS三丁目の夕日』などでは古き良き時代と描かれますが、実際はかなり 厳しい時代だったことを書いています。 「もはや戦後ではない」には二つの解釈があるようです。多くの解釈は、「日本は ここまで国力を回復した」という積極的意味です。もう一つの解釈は真逆で「戦後10年 経ってやっとスタート地点に戻った」という自虐的な意味です。この文章を書いた人は 自虐的な意味で書いたと、どこかで読んだ記憶があります。 電車の中で宙に浮いたと言う話はよく聞きます。文中の新宿-池袋なら毎日のように あったでしょう。山の手線では、新宿駅で左側のドアが閉まると、次は池袋駅まで 開きません。途中の新大久保・高田馬場・目白駅は右側のドアが開きます。発車間際の 押し込みで車内に押し込められた場合、小柄な人なら宙に浮きますし、左側のドアは 3駅開きませんから浮いたままです。 当時は、朝のラッシュが終わると、ホームには靴の片側が沢山落ちていたそうです。 ラッシュ時に車内に押し込まれる時や逆に下りる人の波に押し出される時に、人ごみで 靴が脱げる人が沢山いたのです。 ターミナル駅では尻押し部隊と呼ばれる乗客を車内に押し込める専門集団がいたほどです。 1955年は今より56年前になりますが、当時の首都圏の鉄道事情は、劣悪でした。 今は当たり前になった私鉄と国鉄(当時)が全くありませんでした。郊外の私鉄から 山の手線内の会社に通勤する人は、かならず山の手線の駅で乗り換えないといけません でした。それで大混雑します。 もう一つは今ある線がまだありません。営団(当時)の地下鉄の線は今の半分以下、 国鉄も私鉄も今の7割ほどの線しかありません。総延長距離では、今の半分ほどだった と思います。 でも「今日より明日がよい暮らしになる」とみんな思っていた時代でした。年毎に 生活が楽になり、高度経済成長が止まる昭和48年まで、皆がこの思いを共有していた と思います。 そして経済的豊かさが、昭和46年のアイドル元年に繋がると思います。
『年収は30倍に増えたが…サラリーマンは昭和30年代と比べて幸福になったのか?』 今はなんて便利な時代なんだろうか。小説は電子書籍で読めるし、家具はすべて自宅の パソコンからネット購入。スマートフォンで友人に連絡し、週末は海外旅行に出かける。 放射能は懸念材料だが、新内閣が何とかしてくれるだろう。 1955年から始まる昭和30年代は、まったくひどい時代だった。55年、森永ヒ素 ミルク事件で乳児130人以上が死亡。人を人とも思わない企業体質は、56年に水俣病 という殺人公害も生んだ。58年は、多くの障害のある子を誕生させたサリドマイドが 発売され、翌年は死者・行方不明者5098人という伊勢湾台風が東海地方を襲う。 自然災害ではあるが、当時は適切な避難指示もなく、ほぼ人災といってもいい。大気汚染、 水質汚濁なんて当たり前。不潔、不衛生極まりない環境で国民は耐えに耐えた。 サラリーマン生活もどん底だった。当時、首都圏の通勤電車のピーク時混雑率は、 300%超。四方の乗客に挟まれ、池袋駅から新宿駅まで足が宙に浮いたまま通った人も いた。地面に足が着かなくても、国鉄の初乗り10円は一緒だ。07年の混雑率は 171%から、新聞も折り畳めば読める程度に改善されている。 週休1日制で月の労働時間は200時間超-。これだけ働いて、55年の年間給与所得 は18万5千円(国税庁「民間給与実態統計」)。64年に給与は41万円へ“所得倍増” したが、海外旅行なんて夢のまた夢。ちなみに、現在の都市部の世帯収入は年平均625万円だ。 元TBSアナウンサーの池田孝一郎氏(76)がこう回想する。「私は、59年にアナウンサー 6期生として入社しましたが、当時の初任給は1万2千8百円。早大生の頃は、家庭教師 などのアルバイトで月2万円は稼いでいましたから、明らかな減収です。テレビ局員なのに テレビも買えず、ささやかなぜいたくは、今も赤坂に残る和風洋食屋で食事することぐらい。 当時の赤坂は色街の賑わいがあり、芸者さんを乗せた人力車が走っていた。その向こう側には、 建設中のビルが林立する不思議な光景が広がっていました」 庶民にも手に入るものは、せいぜいテレビ、洗濯機、冷蔵庫。郊外の団地族が羨望の まなざしを受けたが、2DKの狭苦しい住宅。畳も詐欺のような通常規格より小さい ものが使われていた。 サラリーマンは郊外の自宅まで電車に揺られて帰り、足を折り曲げてガス風呂に 入るのが、ささやかな楽しみといった塩梅。その息子たちは、噛み切れない鯨肉の 給食を昼休みまでモグモグやっていた。 どう考えても、政府にだまされている。「一億総中流」という言葉はまだ生まれて いないが、欲目に見ても“最小不幸社会”だった。「変な時代でした。社会党の 浅沼委員長は演説中に殺されるし、安保もあった。しかし、ラーメン屋でラーメンを すすりながら、<どこまで伸びていくんだろう>と明日が楽しみでした。頑張れば 報われる。今より単純で面倒くさくない社会でした」(池田氏=前出) 株式評論家の倉多慎之助氏もこう言う。「56年の経済白書が<もはや戦後ではない> と言い切り、高度経済成長が始まった。庶民は衣食住の最後の<住>にまで目を向ける 余裕ができ、その流れで大和ハウスが61年に上場。当時の証券業界では4桁株と いわれる成長株でした。専業主婦率が半分に増え、お父さんが一人働けば、家族が 食えた幸せな時代です」 昭和30年代を知らない65年以降生まれの人は、約6千6百万人。3年前に 日本の総人口の半数を超えた。今年初め、読売新聞が昭和についてアンケートを 行っている。最も多かった回答は「希望がある時代」(68%=複数回答)。 逆に平成を「希望ある」と答えた人は8%しかいない。 『日刊ゲンダイ』2011年9月10日号(9日発売)第12面
9/9(金)には店頭に並んでいなかった永井良和『南沙織がいたころ』(朝日新書)が 9/10(土)に店頭に並びました。
「時代のサカイ目」第三十一回(11.9.8) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第三十一回「「子供たち」の活躍で気になること」 子どもたちが頑張っている。大竹しのぶと明石家さんまの長女でタレントのIMALUが、 『昆布つゆ白だし』のCMで共演している。 さすがの大女優・大竹も、娘との共演にはテレを隠せなかったようで、NGを出して しまったとか。一方のIMALUは、「不思議な感じ」だったと言うから、両親の度胸や 大胆さを受け継いでいるようだ。 このCM、大竹が作った肉じゃがをふたりが食べているという展開。大竹が「しあわせって コレよね!」と言うシーンでは、随分前に明石家さんまがポン酢醤油のCMで「しあわせって なんだっけ、なんだっけ」と歌ったのを思い起こさせ、そのアンサーCMのようにも思えるから 面白い。もっとも、大竹はヤマサ醤油でさんまはキッコーマンだったが。 先日、開催されたモントリオール世界映画祭で、コンペティション部門に出品され審査員 特別グランプリを受賞した『わが母の記』。映画祭の公式上映会と記者会見に、たまたま孫の 夏休みにカナダに出かけていた樹木希林が、孫の雅楽(うた)くんと一緒に参加した。 雅楽くんは本木雅弘と内田哉也子の長男(13)。 希林の日本語のコメントを通訳するなど、堂々と祖母をサポートする姿や、もっくん似の 面立ちが凛々しく、俳優としてデビューするのではないかと注目を浴びている。ちなみに、 妹の伽羅(きゃら)は、既に希林が出演した映画『奇跡』で女優デビューしている。 “子役はオーディション”と書かれた台本を見た希林が、渋る本木と哉也子を説き伏せて、 伽羅にオーディションを受けるように勧めたのがきっかけ。伽羅自身も演じることに関心が あったようで、透明感のある演技に将来を期待されている。 “今年の子ども”といえば芦田愛菜と鈴木福。このふたりと犬のムックのユニット “薫と友樹、たまにムック。”というユニットが歌う「マル・マル・モリ・モリ!」は、 聞いたことがない人はいないのではないか。 今年4月期の、阿部サダヲと芦田のダブル主演ドラマ『マルモのおきて』の主題歌だが、 回を追うごとに視聴率を伸ばした番組だ。よく、どんなにうまい役者も、動物と子どもには 勝てないと言われるが、このドラマは全国的アイドルの子どもがふたりと犬が出演。 裏の高視聴率ドラマ『JIN』に肉薄する勢いだったのもうなずける。 芦田の愛らしさは誰もが認めるところだが、このユニットの天真爛漫な笑顔とかわいらしい 歌声、元気に踊る姿は、震災復興へのどんな激励の言葉よりも、被災者を元気づけている はずだ。子どもが発するエネルギーは、どんな大人が作為的に産み出すものより圧倒的な 強さを持つ。 ただ、そんな芦田や鈴木を見て、我が子も子役にと奔走する母親が増えているのが気に かかる。自分が果たせなかった芸能界への憧れを子どもに託し、本人の意思や向き不向きを 無視して走り回る母親たち。 自分の娘・息子の方がかわいい、歌も演技もダンスもうまい、認めてくれる制作者は 必ずいるはずだと安易に考えてオーディションを受けさせ続ける。安易に考えている 親の子どもが、子役で成功したという話は未だかつて聞いたことがない。 『夕刊フジ』2011年9月9日号(8日発行)第17面(毎週木曜日連載)
本日発売の『日刊ゲンダイ』9月9日号にアイドル情報が載っています。シンシアの記事です。
「あの熱狂よもう一度 昭和を駆け抜けたアイドルたち」 『南沙織の巻』 ”キャッチフレーズの意味は「月の女神」だった” 昭和46年6月。レコードキャンペーンで、ラジオ局を訪れた少女に、スタッフの目は クギ付けになった。あでやかな長い黒髪、エキゾチックな顔に大きな瞳、ミニスカートから 伸びるきれいな脚。CBSソニーから「17才」でデビューした南沙織であった。 どこでかぎつけたのか、普段はスタジオに来ない営業や編成局員までが顔をのぞかせた。 それだけ彼女の前評判が高かったからだ。「ソニーのシンシア」という聞き慣れない キャッチフレーズにも興味があったのだ。 「シンシア? どんな意味だ?」 アナウンサーブースの外で、局員たちは囁き合った。DJが本人に聞く。 「シンシアとは?」 「私のクリスチャンネームで、月の女神という意味があるのです」 「じゃ、お祈りの時、アーメンと言って十字を切るの?」 彼女は、可愛い笑顔で「はい」と答えた。 “南無阿弥陀仏”しか知らないDJは、それだけで、彼女が清楚なお嬢様のように感じた。 実際、言葉遣いも上品で、年齢の割に落ち着いた少女だった。 同時期にデビューした天地真理、小柳ルミ子の白い肌に比べて、南沙織は南国を思わせる 浅黒い肌だったせいか、フィリピン人とのハーフと長年思われていたが、両親とも日本人。 デビューから7年後、上智大学に進学すると引退。14歳年上の篠山紀信と結婚し、 三人の息子の母となる。その後、歌手活動を再開するが、家庭を大事にしたいと、 レコーディングのみの活動だった。 可愛い少女だった南沙織も57歳。幸せな生活に感謝して今も「アーメン」と祈りを 捧げていることだろう。 『日刊ゲンダイ』2011年9月10日号(9日発売)第16面中段
チェルシーのCMのDVDが発売(11.9.7) 明治製菓のCMを集めたDVDが発売されます。板チョコ篇、チョコ・キャラメル・ キャンディ篇、スナック篇の3製品と、3本をまとめたボックスの4種類です。 ご存知の通り、シンシアは「チェルシー」のCMを歌っています。2005年 5月25日にテイチクレコードから『明治チェルシーの唄』(型番 TECH-20051)が 発売されています。 今回のDVDにシンシアのバージョンが収録されているかはわかりません。 板チョコ篇では、タイガースのCMも収録されているでしょうし、カール おじさんなど誰でも知っているCMが目白押しのようで楽しみなDVDです。 (製品情報) DVD 『明治製菓CMコレクション-チョコ・キャラメル・キャンディ篇』 お茶の間に流れた、あの懐かしいCM。昭和の時代がよみがえります。 アーティスト名:明治製菓CMコレクション 発売日:2011/09/07 品番:KIBF-904 税込価格:税込¥2,415 明治製菓CMコレクション-チョコ・キャラメル・キャンディ篇DVD ●収録時間:本編約42分+映像特典約17分 ●仕様:カラー(一部モノクロ)/4:3スタンダード(映像特典・16:9L:Bビスタ)/片面1層 ●音声:日本語(ドルビーデジタルSTEREO) ■映像(音声)特典:笹村寛太郎 氏/飯島稔凱 氏(元明治製菓宣伝部)インタビュー ※本商品は現存する素材を使用しております。各CM作品は古いために一部映像及び 音声にお見苦しい箇所がございますが、原版に起因するものであり、製品不良では ありませんので予めご了承ください。 ※収録されているCMは、各商品のCMすべてを収録しているものではありません。 ●アルファチョコレート●チョコバー●シャトー●エルファイブ●チェリーチョコレート ●コーラキャラメル●サイコロキャラメル●スコッチキャラメル●ヨーグルトキャラメル ●ミルクセーキキャラメル●ポポロン●チェルシー●モンチッチ●ソフトキャンディー ナッツ ●キャンデースナック ○全82本収録 キングレコード:http://www.kingrecords.co.jp/cs/default.aspx DVDBOX:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-9903/ 板チョコ篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-903/ チョコ・キャラメル・キャンディ篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-904/ スナック篇:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-905/
ゴールデン☆ベスト「新三人娘」(11.8.17発売) (買うまで) 先月17日に『ゴールデン☆ベスト「新三人娘」』が発売されました。当日、レコード店 (CDショップ、以下レコード店で通します)に買いに行きました。電車の都合上、埼玉県 大宮駅で下りてレコード店を探します。埼玉一の大都会です。駅前の大規模な店に行き、 在庫を確認するとありませんでした。隣の浦和駅に行きました。県庁所在地の駅前です。 こちらの駅前の店にも在庫なしでした。 店員さんに「新三人娘」のCDありますかと尋ね、画面で探してもらったのですが、 それでわかったのが、「ゴールデンベスト」を付けないと見つからないようだということ で、埼玉県内では、駅前のレコード店にはどこにも現物は無かったでしょう。郊外の 道路沿いの店は知りませんが。 この日は時間切れで買えませんでした。翌日の夕方に秋葉原に行きました。しばらくぶりの 秋葉原の変貌に愕然です。石丸電気のビル丸ごと、8階建てほどのAV館が閉鎖になって いました。石丸電気本店に行くと、最上階の一階だけがAV売り場です。 ここにはありました。ただ陳列はしてなくて、倉庫から持ってきてくれました。 便利になったか不便なのかわかりません。CDを店で買うのはとても難しくなっています。 反面、ネット上では、アマゾンなら注文すれば翌日配達されます。全国的に見れば、確実に 便利になっていますが、昔ながらの店頭で買いたい人には、そもそもCDが置かれていない のです。 (仕様) CD2枚組で、冊子が付いていて、ごく普通のCDです。冊子の中身は次の通りです。 ほかに写真集のようなものはありません。 (冊子目次) 表紙の裏(三人の白黒写真)、 ディスク1の曲名一覧(P1) 歌詞(P2~10) ディスク2の曲名一覧(P11) 歌詞(P12~20) 中崎あゆむさんの解説(P21~26) ディスク2のフォークソングの資料(P27・28) 裏表紙の裏(三人の白黒写真) (収録曲一覧) [DISC1:栄光のヒットパレード] 01. わたしの城下町 / 小柳ルミ子 02. 17才 / 南沙織 03. 水色の恋 / 天地真理 04. お祭りの夜 / 小柳ルミ子 05. 潮風のメロディ / 南沙織 06. ちいさな恋 / 天地真理 07. 瀬戸の花嫁 / 小柳ルミ子 08. 純潔 / 南沙織 09. ひとりじゃないの / 天地真理 10. 京のにわか雨 / 小柳ルミ子 11. 哀愁のページ / 南沙織 12. 虹をわたって / 天地真理 13. 漁火恋唄 / 小柳ルミ子 14. 傷つく世代 / 南沙織 15. 若葉のささやき / 天地真理 16. 恋する夏の日 / 天地真理 17. 色づく街 / 南沙織 18. 冬の駅 / 小柳ルミ子 [DISC2:永遠のフォークソング] 01. この広い野原いっぱい / 小柳ルミ子 02. 花と小父さん / 天地真理 03. さらば恋人 / 南沙織 04. 小さな日記 / 天地真理 05. 風 / 小柳ルミ子 06. 涙から明日へ / 天地真理 07. あの場所から / 南沙織 08. 或る日突然 / 小柳ルミ子 09. ひまわりの小径 / 南沙織 10. 知床旅情 / 小柳ルミ子 11. 太陽がくれた季節 / 天地真理 12. 花嫁 / 小柳ルミ子 13. ひとりぼっちの部屋 / 南沙織 14. サルビアの花 / 天地真理 15. 夏色のおもいで / 南沙織 16. 冬物語 / 天地真理 17. 心もよう / 小柳ルミ子 18. あなた / 南沙織 (解説) 中崎あゆむさんが書いています。文章の脇には三人娘のシングルレコードの写真も 載っています。 (三人娘の写真) 冊子に表と裏の表紙にカラー写真が一葉ずつ。冊子の中に白黒の写真が2葉。 プラスチックケースの裏側に一葉載っています。
冊子などの写真です。
「時代のサカイ目」第三十回(11.9.1) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第三十回「K-POP拡大“ブーム”と“反発”に想う」 良きにつけ悪しきにつけ、何かと話題になる韓流。次から次へと波が押し寄せていた韓流、 相変わらず人気は高いのだが、そこに影が忍び寄って来た感がある。 これまで、大都市でしかコンサートを行わなかったK-POP勢が、真夏の新潟で 『K-POP ALL STAR LIVE IN NIIGATA』(8月20日)を開催した。 収益金の一部を東日本大震災の義援金に寄付したり、被災者を無料で招待するなど、 日本を応援するという側面も見せた。 少女時代、KARA、2PM、Beast、CNブルー、シークレット、2AM、 シスターなど韓国のトップアイドルたちが集結した会場は、新潟ビッグスワンスタジアム。 悪天候にも関わらず、4万5千人の観客を集め、韓流の歌とダンスに熱狂した。 ダンサーを志す若者が、レッスン、武者修行に海外に出るとき、これまでは多くが アメリカに向かったが、今や韓国にダンス留学する時代。韓流ブームで、留学も流れが 変わり始めてきた。 芸能界はそもそも濁流である。勢いのついた韓流も決して清いだけの水ではない。 韓流現象の勢いを面白くなく思っている人たちが少なからずいる。その流れが コンサートを中継したテレビ局への抗議行動になった。 さらには、チャン・グンソクの来日時の出迎えのファンが、実はファンではなく 集められたバイト要員だったことや、チャン・グンソクのツイッターの、5万人を 越えているフォロワーに違和感があったり、彼が出演した番組で取った「チャン・ グンソクは好きですか?」というアンケートに対して「チャン・グンソクに興味が ない」と3072人中2234人が回答したことに、「ちぇ…僕はすねてる」と ツイートし、ネットの声を重視する韓国芸能界らしい反応を見せたりと、どこか 作為的な匂いのする人気に対しても、異を唱え始めた。 それでもK-POP界から見ると、日本はまだまだ魅力的なマーケットのようで、 日本デビューを狙う韓国の売れっ子たちは多い。韓国で“ねこダンス”で大ブレーク したT-ara(ティアラ)も、9月に日本デビューが決定。総合格闘家で吉田道場を 主宰する吉田秀彦の所属事務所に所属が決まった。格闘家が多く所属し“美人すぎる 市議”で有名な八戸市議の藤川優里もいる。 芸能色の濃くない事務所に決まったということは、韓流に参戦する人たちの幅が 広がってきたということでもある。そんな流れも、韓流重視に異議を唱える人たち には、さらに面白くないのだろう、ことさら韓流を排斥しようとしているように 見える。政治的意図はないと言うが、にわかには信じがたくなっているのも、一部が あまりにもエキサイトしているからに他ならない。 排斥運動をするよりも、日本のアイドル市場を強化するべきだとみる。日本の芸能界は 成熟しているように見えて、まだまだ幼稚。が、芸能界自体が潰れるわけがないという 認識を持っているためか、幼稚さに蓋をして進もうとしている感がある。 韓国は旬を売り物にして、実践を積むことで同時に実力を蓄えている。この状態が 続けばどうなるかは明白。これを機に、日本のアイドルたちも、歌やダンス、演技、 表現力に努力を重ね、学芸会から本物の芸へと進化させてほしいものだ。 『夕刊フジ』2011年9月2日号(1日発行)第17面(毎週木曜日連載)
「時代のサカイ目」第二十九回(11.8.25) 『時代のサカイ目-酒井政利音楽プロデューサー50周年-』 第二十八回「朝ドラ主題歌に椎名林檎」 秋の連ドラが話題に上り始めた。TBS系で10月スタートの日曜9時枠に、 第一次南極越冬隊員役で木村拓哉が主演する『南極大陸』。木村の義妹を演じるのは 綾瀬はるか。 木村・綾瀬と言えば『MR.BRAIN』以来のコンビ。綾瀬は年初の『JIN』で 見せた、医学を志し、心の内に“芯”を秘めた強い女性像から、亡くなった姉の夫に 心を寄せ、ひたすら耐える小学校教師を演じる。 激動の昭和を生きた男女の絆を描く作品で、今回も、芯の強い女性役。きっぱりと した凛々しさを感じさせる綾瀬には、もってこいの役どころとみる。 再来年の大河ドラマ『八重の桜』の主演も決まっている綾瀬、事務所の作品選びの うまさに助けられ、秘めた女の情愛も表現できる、時代を代表する女優へと確実に 成長を遂げている。 秋スタートのNHK朝の連続ドラマは、デザイナーのコシノヒロコ、ジュンコ、 ミチコ三姉妹を育て上げ、自らもファッションデザイナーとして活躍した小篠綾子 さんがモデルの『カーネーション』。大阪・岸和田を舞台に大正、昭和、平成と 三時代を駆け抜けた女性の92年の生涯を描く。 その主題歌を椎名林檎が書き下ろした。NHKと椎名林檎、椎名林檎と朝の 連続ドラマ、どちらもミスマッチの様相を呈しているが、母になって年々、角が 取れている今の彼女とのコラボは、案外面白い選択である。 浪花のドタバタ劇と椎名林檎がどう連動するか楽しみなところだが、「尻込みせずに 思い切り書かせていただこう」とイメージを膨らませたという曲「カーネーション」は、 2年半ぶりのシングルとして発売。 椎名林檎に限らず、このところNHKは斬新なキャスティングや、目新しいテーマの ドラマ制作と、従来のイメージを覆してくる。 来年一月からの松山ケンイチ主演の大河ドラマ『平清盛』で、松田聖子が白河法皇の 愛妾・祇園女御役に抜擢された。幼い頃の清盛の成長を見守る役どころで、成長を 見届けると都を去り、乙前と名を変えて歌舞音曲の名手として静かな日々を送る女性を 演じる。 また乙前は、後白河法皇の歌の師匠としても登場するので、ドラマの中で彼女の 歌舞音曲が聞けるかもしれない。このところややご無沙汰気味だったが、セルフ プロデュースに長けた彼女のこと、大河ドラマで新境地を開きそうな気配を感じる。 熟年の松田聖子がどんな平安女性を見せてくれるのか。その大きな存在感を持って、 画面の中で松山ケンイチや松田翔太と対峙したとき、松田聖子の匂いをどう消すのか、 彼女のセルフプロデュース力の見せ所になりそうだ。 ところで、『めざましテレビ』のお天気キャスターから女優に抜擢され、人気上昇中 の皆藤愛子。放送中の『全開ガール』では、保育士役で派手ではないがきらっと光る ものを見せている。 主演の新垣結衣を赤いダリアだとすれば、皆藤は白い小ぶりのユリ。演技はともかく、 真面目で一生懸命ぶりが見え隠れするのがさわやかでいい。このドラマをとっかかりに して、今後女優としてもステップアップしそうで楽しみである。 『夕刊フジ』2011年8月26日号(25日発行)第17面(毎週木曜日連載)